立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

アメ車の如し

朝からパソコンの調子が悪く、エクセルを開けば白い矢印残して画面が真っ暗になり、ワードを開けば白い矢印残して画面が真っ暗になり、メールを開けば白い矢印残して画面が真っ暗になった。PCが使えないようじゃ仕事ができない、これは仕方ない、どうしようもないから今日は帰ってゆっくり休んでくれたまえ、その言葉を期待していた。来る来る言って期待してると、結局肩透かしを食らうだろうと、そのニュースは右から左へ受け流していたし、ナメてはいたが、まさか本当に来るなんて、まさか太陽フレアの影響が出るなんてと、この時は思っていた。


さあ一大事、これは本当に仕事にならんし、さて帰ったらどうしよかとか考えていたのは私だけみたいで、そもそも調子悪いのは私のパソコンだけだった。しかも再起動したらしっかり調子を取り戻し、むしろいつもより調子良いようにすら感じた。太陽フレアとやらもノストラダムスミレニアム問題と同じ引き出しにきちんとしまって日常に戻ったのである。


体の疲労と比例するかのように心も疲れている。何かを成し遂げた時の達成感やこれを越えればという目標は次の一歩へのモチベーションになり、モチベーションはガソリンとなる。かつてサッカー日本代表が初めてW杯出場を決めた時、おおげさではなく日本が元気になった。優勝は無理にしてもベスト8くらいは狙えるんじゃないだろうか、予選は突破できるだろうと、決定力不足という致命的な課題があったにせよ、さあ一歩を踏み出すんだ、勇気を出すんだやってやれないことはないぞと選手だけでなく見ている者まで気持ちが全面に出ていた気がするが、さて、今回はどうだろうか。難敵オーストラリアにスカッと勝って出場決めたにも関わらず、監督解任だ、このままではダメだのネガティブな意見が多く目につく。


高い壁でも超えれば超えるほどそれが当たり前になり、いつかはそれに慣れてしまう。慣れは威勢のいいアメ車のごとくガソリンを食い散らかすから困ったもので、心のタンクがエンプティとなる前になるべく早めの給油が必要である。そうだそうだよ、ブログやってて良かった、目標見つければいいんだと自分に気付かされたけど、その前にサウナとビールを試してみてそれでだめなら目標を考えたいと思います。それでは。

 

心に響く歌が歌えたら、上手じゃなくていいから

歌は涙を笑い声に変え、怒りを明日への勇気に変える。歌が歌えれば。いや、歌は歌えるのではあるが、私が如何に気持ちを込めようとも人の心は動かせないし、場所が場所なら、この先少なく見積もって50年は剥がれることのない音痴のレッテルをおでこにバチッと貼られて後ろ指指され笑われるのがオチである。


最近会社の広告関連の仕事は全てストレートに私に回って来るのはまあ、いいとして、ここ数週間、春と秋に一回ずつ発行する社外報の制作にバタバタと追われていた。


クジで当たって(ハズレて)決まった担当者が、エクセルとワードの区別がつかず、両の手合わせて3本の指でキーボードを叩く程のPC音痴。しかも50手前にもなって奥さんにタバコを吸っていることを隠している中学生かよと言いたくなるような人だし、最近、その人と部長との仲が笑えるほどに険悪になっていることもあり、また、私も一生のお願いと言われたら断れない、もしも女子だったら都合のいいように扱われてポイされてるタイプなので、社外報制作に加わることとなった。


ここ数回の社外報は連続して評判が良く、ならば今回はせめて酷評受けない程度に緩くやりましょうと、最初の話し合いで決めていたのだが、あれはあーやって、これはこーやって、ならばそれをあちらにと作り込んでいくうちになかなかの力作になり、それそこそこの出来栄えとなった。後は印刷所にお願いするのみとデータをウェーイと送って楽になったのが一昨日のことである。


が、今日部長にデータを寄越せと言われたので、何に使うか聞いたら、お客さんに見せるという。それはできない、社内で完成と言ってもここから印刷屋が装飾して悪い部分を直してくれてそれで完成だから、まだ未完成だからそれはできないですよと言っても聞く耳持たず、あちらは渡せ渡せ、私はできないできないで平行線を辿っていたところに、この部長と険悪だった社外報の担当者が駆けつけてくれて、ささやくようにしょうがないから白黒で渡そうと言ってくれた。正直私はそれも嫌だったのだが、このままでは本当に良くないし、まあしゃあないなと白黒を渡して解決したとは思ったのだが。


作品は言わば子供のようなものである。それも女子、娘である。一から作り、どうしたら良くなるか、完成はどうなるのかあれやこれや手を焼いたのだが、その分何とか良くなったし大切に育って良かったと思っているのだが、今は手が離れる寸前。あとわずかで完成、気づけばすっかり大人になった女子、否、女性である。完成前の状態でお客さんに見せることは、言わばすっぴんでフィアンセの元へ向かわせるのと同位、脇やスネ、その他無駄な毛の処理をせずにウェディングドレスを着せるのと同位である。


カラーを寄越せ。こちらの断腸の思いを知ってか知らずか予想通り言ってきた。


上手く、凄く上手く心に響く歌が歌えれば。今日ほどそう願ったことはない。もちろん部長のためではなく、一緒に戦ってくれた友(担当者)と私のためである。今このタイミングで心落ち着き癒される、一青窈中島美嘉エゴラッピンでも良い。彼女らのような歌声で歌えたら、きっと何もかも平和に解決できたはずなのに…。


何だか今日はいつも以上に疲れたので、本当に疲れたので、今夜はエンターキーを押したと同時に眠ろうと思います。それでは。

 

夜風の中のウルトラマン

ウルトラマンに変身する時の声はジュワッやデュワッであるが、開いてる窓からどこかの部屋の数人の笑い声に混じって、何度も聞こえてくる豪快なくしゃみがジュワッシなのは、変身の合図なのかどうなのか、変身したいのかしたくないのか、意識してるのかしていないのか、本人に聞かないとわからない。こちらまでスッキリしそうなくしゃみが聞こえて来たのはかれこれ20分程前だろうか。


ベッドに入って、ウトウトし出した頃であって、ウルトラマンに似てるなあとぼんやり考え出すと、眠れなくなってきた。眠れなくなったしウルトラマンにしか聞こえなくなってきた。


私は夜風が好きである。冷めかけのホットミルクのような生ぬるいやつではなく、もっとひんやりとした、冷やしたところてんのようなやつが好きで、今はまだ昼間の気温は高くなるが、夜はクッと冷えることがある。この時期のひんやりとした夜風が好きなのだ。


部屋のテレビも電気も消して、暗闇の中、ひらひらとカーテンの裾を揺らしながら部屋に入ってくる冷たい夜風さえあれば、あとはお金と家族と健康と友達とビール以外は何にもいらない。それだけで十分である。愛は後から付いてくる。


仕事で大きな山が一区切りして、ようやっと憂鬱な明日に頭を抱えず眠ることができるしと、気持ちのいい夜風に吹かれながら気分良くベッドインしたと思っていたのに御勘弁願いたいものである。


一体何時までワイワイジュワッシをやってんだ、おじさん明日も仕事なんだよ、何もしないのよりはマシだろうと、普段なら若者のエネルギュシュな騒ぎにはまあまあ寛容な私も、気持ちの良いまどろみを邪魔されたとなっては、少しくらい頭にきますよと、眩しいバックライトに目をしかめながら時間を確認すると、まだ10時をまわってはいなかった。


そう…ですか。


そっと携帯を裏返しにし、目を閉じて心鎮めて頭の中を無にしようとすると、ジュワッシ、、もう一度最初から、頭の中を無にしてジュワッシ、、もう一度、頭のジュワッシ。もういい加減にしなさいよと、夜風諦め窓を閉めた。


然りとて何度もくしゃみを繰り返しているところをみると、気持ちいいのは音だけで、本人は全然スッキリしちゃあいないんだろうなと思うと、イラっとしてあげるのも少しかわいそうだなと思った、秋を感じる良い塩梅の夜更けでした。それでは。

 

知っているつもりなだけ

我々の世代においてサッカーはカズ、野球は松井、プロレスは猪木、おなかを壊した時は正露丸であると相場は決まっている。相場は決まっているし脳に刻まれているほど名前も良く聞くし、知ってるつもりでいるのだが、実のところよく知らない。


そりゃサッカー少年だったし、Jリーグ創世記のスーパースターで、今や当たり前になった日本人の海外挑戦のパイオニアであったり、カズの数々の偉業や数々のエピソード、同郷だったこともあって松井の伝説などはよく知っているが、猪木についてはどうだろうか。


プロレス団体を立ち上げて、赤いタオルを巻いたビンタをするプロレスラーであることくらいは知ってるが、彼の偉業の本当のすごさについては語れないし、実はよくわからない。語り継がれるアリとの一戦も当然見たことはない。なぜにビンタなのか、なぜダーなのか、わからないまま気づけば消化され我が身の一部となっている。


正露丸についても実はわかっていなかった。湯冷めしては腹壊し、アイス食べては腹下し、お土産の激辛せんべいとやらを食べてはトイレにこもってウンウン唸っていた小学校の頃にしょっちゅうお世話になっていたので、良く効くのは身にしみてわかってはいる。


先日、おなかの調子がどうも優れず、トイレを行ったり来たりしていた時に嫁が正露丸(糖衣)を買ってきてくれた。飲んだら良くなるよと水と一緒に出してくれたのが4錠であった。思わず箱を手に取り説明を読んだのだが、成人は一回4錠。一回4錠と書いてあった。


だからと言って飲むのをやめたり他の薬に乗り換えたりするつもりはないし、全然構わないのであるが、世界最小最軽量が売り文句になっている家電でいっぱいのこのご時世に一回4錠はどうだろうか。2錠にはできなかったのだろうか。バファリンやイブなど頭痛薬は一回2錠だし、花粉症は一日一回1錠なんてのもあるというのに、どうしたっていうのさ。


36錠入り、これでしばらくは大丈夫でしょと、嫁も言っていたが、でもたったの9回お腹を壊してエンプティである。


36錠の安心感、どっしりとした安定感から、たった9回であることを見落としている気がしてならない。だからラッパのマークさん、せめてキリのいい10回分、40錠入れておくというのはいかがでしょうかと一石を投じそうになったのだが、1日3回飲むとして3日分、なるほど、だから36錠がキリのいい数なんですね、11歳から15歳は一回3錠必要だから成人は4錠にするのが都合がいいんですね、ラッパさんどうもすんまへん。これからもどうぞよろしく。


知ってるつもりで知らないことが思ったよりも多い世の中ですが、嫁が1万円のフライパンを買おうとしていることは知らない方が良かったと思うので、とにかく今夜はいろんな事に目を瞑りたいと思います。それでは。

 

本屋、漫喫、ネット通販

本屋が好きである。


ネット通販の台頭で本屋の規模が小さくなったり潰れたりという話をよく聞くが、きっとそれだけではない、本屋の危機を身にしみて感じた。


480円の漫画が近くのツタヤに置いてなく、街中の大きな本屋に行けば見つかるかもしれないが、自転車を駐輪場に停めれば200円、帰りにはコンビニでコーヒーブレイクしなければいけなくなるし、さらに100円。


もしくは、街のイケてる感に洒落っ気出して調子に乗ってスタバ行くと、ショートでも280円。なんだかんだで1000円は必要になるわけで、ならば送料有りでもネットショップで買った方が安く済む。


1000円か。ツタヤに漫画がなかった時点で自然と出るようになったため息。


本屋の規模の縮小の煽りの影響か、店長の入荷のセンスの問題か、できることなら後者が望ましいが、もしかすると私の読む本の人気が足りないのかも知れないが、1巻は平積みのうえにPOPまで付けてプッシュしているのに、ひと月もふた月も前に出た2巻が一冊もないとはどういうことか、人気につぐ人気で入荷が追いつかない、と言うほどでもないのは明らかだし、3巻の発売がすぐそこに控えているというのにと、首を傾げて便意を催するほど店内を何周もした。


売れない、縮小、置けない、売れない、縮小、置けない、売れない…の負のスパイラルに陥っていると肌で感じたが、私に何ができるかと言われても、ネットショップのレビューで評価を落とすこととか、本屋で欲しい本を買うことくらいしかできないので、しょうがないからしばらく行けていなかった漫画喫茶に行くことにした。


漫画喫茶も好きである。


薄暗くて狭く、PCしか置いてないあの空間を時々欲するのである。昔に比べ、だいぶ綺麗におしゃれになったと言っても陰湿だと思う。不健康でもあると思う。わかっていながらその空間を欲するのは、私の性質がそうだからなのだが、そこが落ち着きまた癒されるのである。たまには癒しを求めに、買えない漫画を読みに行くのも悪くはない、贅沢な休日の過ごし方である。


漫画を読むだけでなく、寝るも良し、無性に欲しくなるフライドポテトを注文するも良し、映画を付けっ放しにしておくも良し、タバコを吸ってもお酒を飲んでも、エロビデオを見ても誰からも咎められることのない、だらし無く過ごせるあの空間は非日常なのである。


そう、日々の合間に求めるのは非日常である。漫画は現実から少し離れて、その非日常を手軽に体験出来る、大切な手段だし、やはり本屋は無くなって欲しくないのである。


昨日久しぶりに行った漫画喫茶では、気づけば2時間ほど寝ていたみたいだし、今は非日常よりベッドの方が大切な気がしてきたので、今夜は残り少なくなった携帯の充電を眺めながら眠るとします。それでは。

ハズレが当たることもまあ、ある

フリスクを食べようとニュイっと開けてトントンと手のひらに。2粒でいいのにボロボロっと4粒出て、そのままパクッといけばいいのだけれど、最近涼しくなってきたからお腹の具合が頼りない機会も増えていて、今のコンディションだと、ミント系のタブレットは一気に食べると何だかお腹を下しそうな気がしたので、2粒戻そうとしたが、取り出し口横の用途がわからない仕切られたスペースにコロッと一個入って、綺麗にガチッと挟まったので、人差し指で取ろうとしたけどもっと奥まで入ってしまったので、小指の伸びかけの爪でエイエイと取り出そうとするがビクともしなくなった。


ここは職場、ハサミかカッターか、先が尖った物なら何を使っても取れそうなのだが、事務作業に使った物で食べ物に触れるのは少し気がひけるのでやっぱり小指でどうにかしようと、再びエイエイエイと少し無理目に指を突っ込むと、今度は綺麗に外れて、結局全部で3粒いただいた。


今日は平和だなあ、どうでもいい事に時間を使いたい気分だなあ。

 

雲はあるが、いい塩梅で差し込む日の光はまるで週末までがんばったご褒美のようで、たまたま目の前の古いビルでドラマか何かの撮影をしていて、非日常な雰囲気が心地よく、部屋には誰もいないし、いっそのこと眠ってしまおうかしら、そうしましょうそうしましょう、ちょっとだけと、目を瞑りかけたタイミングで内線が鳴り、はっと仕事山積みの現実に戻ったのだ。


〇〇マンションの画像を撮って来てと、普段なら眉間にシワ寄せてるところだが、今日は気分がいいので散歩がてら行って来ますよ、行って来てやりますよと、買ったばかりの新品のカメラを箱ごと渡され、メモリーカードもセットせずに電池パックだけセットして片道徒歩10分のところに出かけた。


内臓メモリーだけなのでと、遠慮がちに数枚パシリパシリと撮って、まるでオーセンティックなバーのマスターの様なゆったりとした足取りで15分かけてゆっくり戻り、カメラのデータ確認である。必要な画像はうまく取れていたのが、半年前の日付の画像が内臓メモリーに記録されていた。


え?


いろんな考えが脳内を巡り、一瞬で高まる緊張感、トクントクンと鼓動がわずかに早く、強くなるのをハッキリと感じ、クリックする手が震えた。


都市伝説にありそうだ。アイドルを好き過ぎるあまりにストーカーに変貌し、いつも見てると言わんばかりに自撮りした写真をカメラに保管して、配達員に成りすまし、新品のカメラを買う機会をうかがって…なんて事を考える余裕もなく、とりあえずオラッと勇気振り絞って画像を開くと、コタツに入った知らないおじさんがポンと出た。次の画像はおじさんと家族写真、その次はまたキメ顔のおじさんがポン。


まるで夢を見ているようだった。どちらかと言うと夢であって欲しかった。知らぬおじさんがカメラ目線で自撮りする画像はそれはそれは恐怖で、ゲボを吐きそうにすらなったし、悪夢にカテゴライズされ、嫌な気分で目覚めるだろうが夢であって欲しかった。


その後販売店に電話し、謝罪してもらって振込手数料、送料全部あちら持ちで、返金、返品であるが、客から新品っていうから買いとって、中身確認せずに売っちゃいましたでは、私のモヤモヤは晴れないし、どうせまた新品と言って売るんだろうし、会社にある1番大きなダンボールにして、上司からお土産でもらった捨てるに捨てれない変なキーホルダーを一緒に送ってやろうか、今悩んでいる最中である。


ネット最大手と言えども気をつけねばなと思ったほのかに苦味の効いた週末の出来事でした。それでは。

 

夢がきっかけ

条件が重なれば別に不思議なことではない。信号待ちで集団登校の小学生にプフーッと笑われたのも想定内、ガラスのハートだからと言ってそこまで簡単に傷がつくこともないのだが、今日は湿度が高いのと、バキやケンシロウのように私の体から湯気か蒸気が出ていたらしく、信号待ちでメガネが、世界に銀幕のエフェクトを掛けたかのように見える程、曇ってしまった。


やる気に満ち溢れていたわけでも、怒り狂っていたわけでも、必死にチャリを漕いでいたわけでもない。ならどうしてこうなったか、思いを巡らせる間に一つ引っかかっていることを思い出した。


朝起きて無性にメガネの汚れが気になって、ちょうど昨晩買い置きした使い切りのメガネ拭きで、レンズ、鼻にかける部分、耳にかける部分となかなか取れない汚れに苦戦しながら時間をかけて丁寧に拭いた。こういうのはやり始めるとノッてくるもので、常用の2つを終わらせ、使われずにしまっていた、ちょっと高めのメガネ2つもたまにはと、手をかけた瞬間、真横に嫁の気配を感じた。


それと同時に2つの思惑が瞬時に湧き上がった。どうしてここにいるのか、そして何より怒っている。顔を見るでもなく私にはわかる。普段は優しく可愛い嫁が怒っているのを察知しながら、無視するわけにもいかずに恐る恐る顔を見上げると、えらく優しい口調で、仕事もいかずになにやってるの? それでお金が稼げるの? とたんたんと言うのである。はっ、今何時⁉︎ と時計に目をやると同時に嫁が少しずつ巨大化しだし、赤鬼になるーっ、あわわあわわと腰を抜かしかけたところで目が覚めた。今朝の夢である。


結婚は墓場だとか、最初はしおらしいもんだとかよく聞かされた。希望と夢を胸に身を固めた者に対してなんて事言うんだ、心ない大人達だなあなんて思っていたが、あれは忠告だったのではないだろうか。同じ悲劇を繰り返させないための、一種の優しさだったのでは。


嫁のために奮起せねばこうなるぞ、だからお前は気を抜かずがんばれという、叱咤激励だった…訳ではないだろうが、あながち間違ってはいないし、今一度気合いを入れ直すきっかけにはちょうどいい。


嫁のため家族のため、まずは出来るところから始めよう。寝る間を惜しんで働くためには健康が大切だと思うし、今年すでに履けなくなったパンツが1本、そして2本目にリーチがかかっていることもあるので、やるやる言ってやっていないジョギングをまずは週一、15分から始めようと思うのだが、今日は雨なのでまた明日以降でお願いします。


たぶんメガネが曇ったのと今朝見た夢は関係はないとは思います。それでは。