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立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

日帰り旅行

エッセイ

雨男、雨女なんて言葉は信じてはいないし、雨なんか降るときは降るもんだ、急な雨が悪い訳じゃないし、その時傘がなければ仕方ない、濡れながら帰ってシャワーしたらいいじゃない、とそんなスタンスで天気と向き合って来ました。生まれてから30手前までずっと北陸で育ってきたんだから、晴れてる方が珍しいくらいの気候に慣れてるもんですし、天気が悪くても気分の浮き沈みにはそんなに影響しないんです。

2人で暮らし始めてからは、外食は月1回に決めたし、毎週行っていたバーも月に1〜2回しか行っていない。私の貧乏性な性格が彼女に伝染したらしく、自然と節約生活になっていたので、たまには贅沢しても、慰安旅行くらいしてもいいだろうと、1月に決意し、2月にレンタカーを予約して、福井にカニを食べに行く事にしました。

で、数年に1度の大寒波である。

ただ、京都は雪が積もってなかったし、福井はダメにしても三重くらいは、大丈夫だろう。伊勢神宮でお参りをして伊勢海老や海鮮を楽しむのもいいんじゃないかと、レンタカーでドライブ楽しみだね、寒さなんてへっちゃらだねとウキウキワクワクレンタカー屋さんに向かいました。

どこに行かれるんですか?

伊勢神宮に。

無理です。

ウフフ、アハハで浮かれ気分な30代が、プリンを落とした少年少女のように静かになりました。北がダメ、東がダメなら南へ行けばいいじゃないか、和歌山あたりでも、きっと美味しい魚は食べられる。越前蟹の分、他で贅沢すればいいんだと、ドライブするだけでも楽しいんだと、感情を押し殺して、素直になれない思春期の女子のような気持ちのまま車を走らせました。

サービスエリアで食べるアメリカンドッグは、サイズの割に値段が高いし、そこらにあるチェーン店の牛丼の方が価格も量も腹持ちも上ではあるが、コンビニで買うそれよりも2割り増しで美味しく頂けるのは、やはり旅行気分だからではないでしょうか。どん底だった気持ちも、高速にのったあたりから、旅行気分のおかげで、再び昂りつつあるのでした。

目的地の和歌山は寒くはあったが、予想通りのいい天気で、海の側をドライブしたり、市場で買い物をしたり、市場のレストランで美味しい海鮮丼を食べることもでき、なんだかんだで楽しむことができ、いい1日だったねなんて言いながらコストコで買い物を終えて帰ってきたのです。

が、家に着くやいなや突然の腹痛である。

アメリカンドッグの油が良くなかったか、海鮮丼のウニか、串で食べたイカか、はたまた一瞬でも天を、神を呪ったバチがあたったか。

乗り越えれば乗り越えるほど成長できると、誰かが言っていた気がするけど、成長よりも整腸の方が今の私には大切なので、正露丸飲んで下着を1枚多く着て眠るとします。それでは。