立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

面白い話をしたがる外国人

そこそこの年齢になり代謝が落ちてくると、次の日の二日酔いがキツくなり、必然的にお酒の量やお店でだらだらする時間が減少の一途をたどってはいるのですが、10年近く前は休みの度に酔わなければ、楽しまなければ損な気がして、明るくなるまで飲み明かすのが趣味でした。


だいたいは決まったお店で飲んでいたのですが、常連さんと仲良くなってオススメのお店を教えてもらって、たまに気が向けばそのお店へ行ってみて、を繰り返しながら徐々に行動範囲を広げていた気がする20代でした。


いろんなお店にはいろんな人がいるわけで、ほとんどはお話もしないのだが、たまには話しかけたりかけられたり、それで仲良くなったりもあったのです。中には1人で飲みに来ている外国人なんかもいて、お互いの言語が片言であっても、ビールとテキーラそして世界共通のミュージックがあれば話は通じずとも、心を通わせるのは容易いことだと知ったのはその頃でした。


夜もお酒も深くなってくると、調子付いた外国人クレイグはファニーなストーリーがあるから聞いてくれよ、何て言いながら寄ってくる。片言の日本語で一生懸命に話してくれるのはありがたい。必死で伝えようとするから、その想いは国境を超え、間違った日本語でも意味はわかります。最後の落ちで興奮して早口の英語にならなければ、きっと面白かっただろうに。


相手の気分を損なわない程度の愛想笑いでやり過ごし、二日酔いも何とかやり過ごせたなら、英語を少しは勉強しようと思います。それでは。