立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

褒められるより

一説には親離れするために必要な要素だという思春期。30をとうに超えても尚、親に冷たく当たってしまうのは思春期の名残からなのだろうか。その思春期のややこしい精神状態のままで大人の階段を登っている頃からだったと思うのだが、褒められるとこそばくて恥ずかしくて頬を赤らめモジモジと、どのようにやり過ごせばいいのか分からなくなることがある。


褒められるより労われたい。


考えてみて欲しい、急な仕事で三日三晩徹夜とまでは言わずとも、納期が間近に迫ってギリギリいっぱい。ミッチミチのスケジュールを乗り越えた瞬間、流石だねで乾杯か、ゆっくり休んでねで枕を渡されるのはどちらが嬉しいだろうか。私は間違いなく後者である。


やったぞ、やりきったぞと天に向かってガッツポーズの一つも決めるかもしれないが、それでも勝利の美酒よりもふかふかの布団の方が嬉しいし、例えそれが煎餅布団であっても文句はない。ガチガチの肩とバキバキの腰にはそれが一番のご褒美であると、私は思うのである…と、ここまで語っといて何だが、ただゆっくり休みたいだけだった、ごめんなさい。


2m先で煎餅布団以上ふかふかの布団未満が私を呼ぶので、今夜は何も考えず誰にも邪魔されずゆっくり眠るとします。


P.S.褒められたいより労われたいは本当です。


それでは。