立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

人が成長する時

もう嫌だという時こそ人は成長するものだと思うんです。


中学の時の部活で、炎天下の中終わりがわからぬランニングが練習メニューに組み込まれておりまして、多分20分とか走った時点でもう嫌だ、が当然出ます。当時は今と違い、水分を摂らない事が鍛錬に繋がるとされていたわけで、体内がカラッカラになりながら、そこから永遠30分以上は走らされるわけなので、嫌でも精神面が鍛えられます。


英語の学習も同じで、単語を覚えようとする時には、ノートに書くなり何なりして、とにかく繰り返し、反復でその単語に慣れていくわけです。もう嫌だというくらいこねくり回すと、あら不思議、その単語が頭から離れなくなってしまいます。嫌でも脳味噌が鍛えられるわけですな。


ではこれはどうでしょうか。嫁との外食のお話ですが、嫁は一人前を完食するのをほとんど見た事がない程の少食で、最終的に3分の1ほどは私が処理するのが恒例となっているのです。ですので、正直それを見越してメニューを選ぶのですが、嫁は大盛りにしたらいいじゃないと、決まってボリュームアップを勧めてきます。


食べるのが好きと行っても限界はあるし、体調によって店の盛り具合によっては1人前で十分腹一杯な事もあるんです。それに加えて残飯処理もあるので、もう嫌だと思う事も少なくはありません。体重を増やさないといけない力士ならば、食べる事もりっぱな鍛錬ですが、私にとって体重はむしろ減らしたいもので、成長するのは精神面でも知識でもなくお腹周りに他ならないので、今夜はジョギングするイメージでハーフパンツをはいて眠ろうと思います。それでは。