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立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

米屋の苦悩

戦後の米、タバコ、薬を扱う商売は特別なものだったようです。詳しくは知りませんし、物覚えが悪く、ハトよりも忘れるのが早い、私の頼りにならない記憶なので、全くのデタラメである可能性も、来年の今日、雨が降る確率よりはるかに高い気もしますので、責任は全く負えません。例えば、京都なんかは特にそれにあてはまっている気がするのですが、未亡人が生活していくために政府が、交差点の角にビルごと仕事としてタバコ屋を与えたのだそうです。なので、京都では角のタバコ屋は物件を多く持っている可能性が高いとされているようで、現代でも不動産関係の営業でタバコ屋をあたるという戦略があるそうです。


もう廃業したのですが、古くから米屋を営んでいた家に生まれた友人がいます。先日その友人と話す機会がありまして、その時に聞いた話ですが、幼少期はバリバリの米屋だったので、最近まで新米をほとんど食べたことがなかったと言っていました。なるほどなぁ、お米に困ることはないにせよ、本当に美味しいお米が食べれないとは、待てをくらっている犬状態というか、新しいエロ本を買って、さあこれからというタイミングで友達が遊びに来たモヤモヤ状態というか、日本人にとってなかなか辛いものがありますななんて昔話に花を咲かせておりました。この友達、すでに実家は米屋を営んでいないにもかかわらず、京都に来る時には、毎回2キロほどの新米をお土産にと持って来てくれる素敵な友人なのです。


小さな町のお米屋なので、廃業の理由もなんとなく察してしまうのですが、そもそも本人に継ぐ気が全く無かったのが一番の原因だったようで、なぜ継ぎたくなかったのか聞くと、そもそも大した利益にならないんだよ、これ一本で食べていくのは難しいと。当人ではないとわからない苦労や苦悩がたくさんあったんだろうと思いつつも、コマイという苗字が悪かったんじゃ無いのと言えない私なのでした。今夜は暑くなく寒くもなく、ぐっすり眠れそうなのでこの辺りで失礼したいと思います。それでは。