立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

一年に一度の寝坊と失態

年に一度の楽しみであるチャンピオンズリーグの決勝があるとなれば、キックオフの3時45分に合わせ、週末の楽しみであるお酒を控え、目が爛々として眠くないまま早々と布団に入ったのが、夜の9時過ぎであった。普段仕事のある日でさえ、布団に入るのは早くても日が変わってからなので、当然ながら、眠れないのである。世界で最もビッグなマッチだからこそ、ベストなコンディションでキックオフを迎えたいと思うのは、選手だけでなく私も同じで、だからではないが無理に眠ろうとすればするほど、意思とは反対に目が冴えてくるものである。


こんな時は羊を100数えてもダメ、憧れの女優のことを考えると興奮してきてもっとダメで、ならば眠くなるまでスマホだと、割り切ったつもりでスマホを触るのだが、気づけばエロいサイトを巡回してしまう癖が出てしまい、なおさら目が覚めてくるしまつである。次の日が仕事ならば無理にでもと大人しく目をつむってじっとしているのだが、楽しみにしていたサッカーが待っていると思うと、遠足前の小学生よろしくワクワクが止まらないのだ。


こうなったら寝るのはあきらめ徹夜してやろうと、ムクッと起きだして、読みかけのままほったらかしになっていた小説を開き、一冊丸ごと読んでやると意気込んだのだが、途中からでは内容が思い出せず、結局初めから読み始め、10ページも読んだか読んでないかのところで寝落ちである。ハッと目を覚ました時には5時。やるやるとは思っていたが、本当にやってしまうとは、自分で自分が信じられないのであるが、こんな時のために録画していたあたり、よくやったと、自分を褒めたところで、気を抜いてしまい、淀みない動きでスマホを開いてしまったのは、一年で一番の失態である。


そんなところあるよねとニヤニヤした嫁に言われながらも、途中までしか結果は知らないしと、録画したサッカーを楽しんだ日曜だったのである。いつかは現地で見たいという夢をそのうち叶えてやろうと強く思いながら、寝不足を解消すべく、ゆっくりと眠ろうと思います。それでは。