立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

一石を投ずる

もうすぐお盆である。


恥ずかしくて目を見ることすらできなかった初恋、泥の味を初めて知った部活動、ややこしい粘り気のあるおっさんに絡まれたり、良い思い出も悪い思い出も時が経てば血となり肉となる。


たくさんの思い出と共に幼き日に過ごした、今の自分を育ててくれた故郷から離れて暮らす人にとって、お盆の里帰りは重要なイベントである。親の顔を見るのはもちろん、懐かしい面々と顔を合わせるいい機会ではあるし、実家で仕事忘れてゆったりとした時間を過ごすこともできる。


のではあるが、その前に大きな大きな難所が待ち構えているのである。(以前にブログで書いたかも知れないし、書いてないかもしれないが)国が全く動かず、状況の改善が全く見られないので、私が一石を投じよう。この一石が、大河の始まりの湧き水の一滴のように、いつかは大きな岩を、そして日本を動かすと信じて言わせていただく。


電車は立ち乗り券を作るべき、そして全席指定にすべきである。


文字通りだが、立ち乗り券の人は座っちゃダメで、自由席を廃止してはいかがだろう。


ピーク時の乗車率は軽く100%超えますよね。150%って事もありますよね。200%もあるんじゃないですかね。いや、指定席に座っている人はわかります。高い金額払ったんですもの、当然です。問題は自由席である。


自由席は椅子取りゲームよろしく早いもん勝ち座ったもん勝ちのむちゃくちゃなルールが採用されているようだが、場所が場所なら、時代が時代なら、殴り合いからの殺し合い奪い合いが始まってもおかしくはない。なぜ同じ金額払っている人に同じサービスを提供できないのか。運が悪ければ、身動きが取れぬギュウギュウの満員電車、事あるごとにケツバットしてくる先輩に呼び出された野球部の1年生のように額から汗して直立不動で数時間なんてこともあり得るのだ。なぜ同じチケットで立っている人と座っている人がいるのだろうか。


であるなら、全席指定席にすべきではなかろうか。指定席が無くなったら、もしくは希望者には割安の立ち乗り券を販売すべきである。


値段設定はどうするの、シート埋まらず立ち乗りばかり売れたらどうするの、そもそも立ち乗りの人と指定席の人はどう見分けるのよという声が聞こえてきそうだが、そんなもんは知るか、である。一石は投じた、後は企業努力でなんとかしろやというところで、このお話は、はい、おしまい。それでは。