立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

水も滴る

今私の頭を悩ませているのは、伸びきってボサついた髪の毛である。何もしなくとも汗ばむ季節、一歩外へ出れば待ってましたと言わんばかりに汗が滴り落ちるのは私だけではないはずである。皆様は夏の散髪をどうしているのか、はっきり言って疑問である。


例えば、今は午後の3時で、徒歩5分の馴染みの美容室に電話して、4時に予約がとれたとしよう。3時50分に家を出るまで、心構えの類ではなく、どんな身支度が正しいのだろうか。


万が一新しく入店したかわいい店員さんに当たったことを考えると、まずは全身の汗を軽く流すためにシャワーは最低限のマナーとして必須で、もちろん頭も洗い流して、となるはずだがここで貧乏性が発動し、どうせ後で洗って貰えるんだしと、体の汗をささっと流すだけで頭は洗わず、となる。


ここからが本題なのだが、頭は汗をかいたまま、場合によっては滴り落としながら行っても良いものだろうか。大切なハサミが錆びて切れなくならないだろうか。終わった後に後ろ指指されないだろうか、などなど。要は迷惑をかけてしまってるのではなかろうかと不安になってしまう。


経験上、汗が引くまで待っててはくれないし、ならばいっそのこと、今日は汗がひどいので霧吹きの必要ないですね、ウフフと心を砕く酷いジョークを言って欲しいものである。


ならば、頭を洗った方がまだマシだろうか。いやしかし、私のようにドライヤーをしない場合、湿った髪のまま行くことになるが、その場合、やはり担当の若い女子はかわいそうである。いい歳したおっさんの髪が湿っているとなると、きっとシャワーしてきたんだと思ったとしても、それはそれは気持ち悪いだろうし、触りたくもないだろう。その晩、店長にヨゴレたのでヤメますと辞表を出す姿までイメージできてしまうのでこれもダメ。


女優さんのように本気出して頭から汗をかかないようにできたら、それで今回の問題点はだいたい解決できるのだが、そう簡単にいけるわけもなく。この季節に迷いなく散髪行ける皆様は一体どうしてるのだろうか、明日からの夏休みの間に美容室にいけるかどうか、そもそも開いているのかどうか不安なのだが、頭冷やして考えたいと思います。それでは。