立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

ツイてないが

買った折りたたみ傘は立っているだけで胸まで雨に濡れるほど思ったよりも小さかったり、ネットのバーゲンで見つけて満を持して購入した20%オフの安いシャツが楽天でもっと安く売っていたり、いつもと違う道から帰ろうと思ったら通行止めだったとか、近頃は少しばかりツイていない。


なにも1週間が7日では手に負えないほどのモテ期が急に来たり、ドラフト1位に指名されたり、フレンチの巨匠と呼ばれるようになったりと、人生が変わるような大きな出来事はいらない。ツイていないのは構わないし、大抵のことは寝入る前には忘れてしまうが、ここのところ良いことや楽しいことがほとんどないのでツイていないことばかりがどうしても目立ってしまう。


例えば、コンビニで買い物したら小銭が綺麗になくなったり、中山美穂の妹と漬物屋で一緒になったり、ホームランバーが二回連続当たりだったりする、そのレベルで十分である。ほんの一雫のラッキー、小声でラッキーとつぶやく程度のことで十分なのであるが、そのラッキーが口を衝いて出ないのは、つまるところ心が潤いを失いかさかさなのだと思う。


ドラゴンボールやワンピースのようなアニメで、醜い姿の敵は総じて弱く、序盤でやられてしまうのも心のかさつきの原因となっている。本当は悪いやつじゃないかもしれない、クリリン天津飯でいいし、だれか一人だけでもそう言ってやれば、それだけで仮に負ける運命でも心は少しだけ救われるかもしれない。


近所のコンビニには外国人の店員が多くいる、それは別にいいのだが、買ったパスタにフォークでも箸でもなくスプーンをつけるミスはやめていただきたい。そちらのミスはこちらがツイてないと言えばそれまでだが、ここ数日で同じミスが、こっちとしてはツイてないが2回目だし、もしかしたら心がかさついている原因の多くを占めている気がするのである。ツイてそうでツイてない、だがツイてないのかと言うとそうでもないくらい、そのくらいが日常を進にはちょうどいいはずなのだが、それすら望むのはなかなかと厳しい。


明日からの仕事に備えて、本日は連日100球以上の投球でヘトヘトなふりをして早めに眠るとします。それでは。