立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

少し曲がった映画愛

最近の流行りだろうか。プロモーションの一環なのだろうが、各局こぞってシリーズものの映画を4週連続放送している。少し前にパイレーツオブカリビアン、先月辺りからインディージョーンズハリーポッター


恥ずかしながらパイレーツオブカリビアンは全く見たことがないし、ジョニーデップを思い出すのに必ずと言っていいほどジョージクルーニーが邪魔をするし、ハリーポッターロードオブザリングと見分けがつかない、とまでは言わないが、こちらもタイミングを逸してしまい、未だ手をつけられずにいる。


すでにブームと呼べるものは過ぎ去ったし、天邪鬼が出て絶対に見ないと言っているわけではなく、面白いという声もちらほら聞こえてくるので、いつか見る機会があれば上述の3作品に加えて、スターウォーズと、またその時の体調次第では24も仲間に入れて三日三晩、ポップコーン右手にコーラを左手に、寝ずに見てやろうとは思っているが、その機会がなかなか訪れずにいる。


今回がその機会だろうよという声が聞こえてきそうだが、私は洋画に関しては専ら字幕派というか、吹替は体が受け付けない。CMが入るのも興醒めするので、見るならDVDを借りてということになる。


インディージョーンズは私がまだ幼い頃に父とみた記憶が微かに残っており、目まぐるしく展開して迫力のある冒険シーンに少年ながらも私の体を流れる冒険家の血が騒ぎ立て、目をキラキラさせながら食い入るように画面に見入っていた。


名作は今も昔も変わらず名作である。名作とタグ付けされるものは、人の心を揺すったり撫でたり温めたりしてくれる。


失恋で落ち込む中、エロ本を買いに行くとクラスの女子に見つかって泣きっ面に蜂状態のとある男子高校生が、レンタルビデオ屋で何となく手に取ったスタンドバイミーとインディージョーンズに影響されて高校卒業と同時にバックパック一つで世界を周った。帰国した後瞬く間に日本の売れっ子俳優となったのが斎藤工である。というのは真っ赤なウソではあるが、それすらもあながち…と思ってしまうほど映画には力があると思う。


ただ名作かどうかは置いといても、4週連続というのはあまりに安売りし過ぎな気がするのです。それでは、それでは、それでは。