立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

朝の眠気覚ましと寒さから逃れる甘え的な習慣

震える寒さの中、自転車を漕ぐたび太腿のお肉が痙攣しそうになるのは、寒さだけでなく加齢のせいもあるだろう。柔らかな筋肉が失われつつある今日この頃とはあまり関係ないが、冬と言えばホットコーヒーが美味い季節である。


近年コンビニエンスストアが凌ぎを削って我も我もと消費者獲得に尽力下さっているおかげだろう。挽きたてのうまいコーヒーがお手軽に飲めるのは大変ありがたい。特に朝の通勤途中の眠気覚ましにちょうどいいし、キンキンに冷え込んだ空気の中、一生懸命自転車漕ぐと、何故か突如として空腹が訪れるようになったのは熱いコーヒーを体が欲しているからと適当に理由をつけて、職場から200メートル離れた最寄りのコンビニへ、今週になってからほとんど毎日通う始末である。


コーヒーだけでもそこそこ欲は満たされはするのだが、正直なところ100パーセントには届かない。そこで一口か二口でパクッといけるスイーツに最近ハマっている。スイートポテトにベイクドチーズタルトやチーズケーキが特にお気に入りで、控えめな甘さがコーヒーの苦味を嫌味なく引き立てて、後に口に残る苦味を舌の上で永遠に転がしていたいと感じる至福の時間、満たされる欲は100パーセントのピークを迎えることができるのだ。


朝のガソリンとまでは言わずとも、不足を補う牛丼のお新香くらいの効果があると思うし、明日以降も誘惑に負けついついコンビニに立ち寄ってしまうのだろうかと考えると、日々に使えるお金を鑑みて、何か不安でそわそわしてしまうのだが、それはそれとして、朝起きて仕事行くのが嫌だ嫌だ病が、ほんの少しだけ和らぐことを考えたならば、ローリスクローリターンの優しい習慣としても悪くない。時間に押され潰されパンパンに圧迫された日々のほんの10分の緩みと考えるならば、憩いの時間としてもとても大切。もしかすると寒さ故に始まった、甘えのコンビニ癖が実は心身に良いことではないかと思うのだ。完全に抜け出せなくなった出っ腹グループの居心地を悪くないと思い始めていることを除いてではあるが。


今日も寒いですが、エアコンの力を借りずに枕を涙で濡らしながら眠るとします。それでは。