立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

コラム-夢占いダイエット

立っているだけで3万だからと言われて演劇の舞台に立っていた。幕が上がりシーンとした空気の中、隣にいた役作りのためでっぷりと太った真矢みきに、本当に立っているだけの私の耳元で、「おいお前だろ」と囁かれ、始まりのセリフ1発目が私だったとそこで知ることになり、台本を読んでいないし、観客が見守るしんと静まりかえったままの舞台上ですいません、セリフ忘れましたとおどける勇気はなく、その場しのぎでやり過ごす技術や自信はもっとなく、客席がざわつき始めて、金をもらっている以上責任はプロと同等、言い訳は許されない、至極真っ当なお説教を受けてうどんが喉を通らぬ程落ち込む様のイメージが沸いた時にようやく目が覚めた。


絞れるほどの冷や汗をかいて起きたのはいつぶりのことだろうか。夢は何かを暗示しているというし、プロ意識の欠如や甘い話はないということを示していると考えるのが普通ではあるが、ここで少し違和感を感じたのである。


確かにプロ意識は足りてないが文句がでないレベルの仕事はするし、甘い話には人一倍警戒心が強く、だから今話題の仮想通貨には手を出そうとも思わなかった。だから、今回の夢はもっと違うことを暗示している気がするのだ。だとしたら、それは咄嗟のアドリブが出てこずピンチを乗り切る力が無いことへの危機意識かもしれないし、3万もらえるなら怒られておけばいいという図太さが必要ということかもしれない。


だけどももっとしっくりくるのが、これ以上のデブりはアウトだよと真矢みきを使って警告をしているような気がしてならない。2週間前に誰か遊びに来た時用に買ったはいいが、雪やインフルエンザで予定が次々とキャンセルになり、2人で消費せざるを得ないポテトチップスがある。開けたならば湿気りを気にしてハイペースで食べてしまわないとならないポテトチップスが気になって仕方ないのだが、果たして太らず1キロ弱を消費できるのかと問いたいのだ。


痩せなければ死刑になるなら多分痩せられるのになあとくだらないことに思いを馳せる、35歳がうっすらと見え隠れした34歳中年の独り言である。それでは。