コラム-コンディションの調整をムヒに頼る
10分手を動かして5分上の空、10分手を動かして今度は5分ネットサーフィンと。あと2日で仕上げないといけない仕事が全く手につかない。ゴールまで100メートルだとしたら、今はまだスタートラインから10メートルのところ。スタートダッシュとまでは言えないが、ピストルがパンと青空に響いたと同時にスムーズなスタートを切れたと思っていた。
状態を徐々に起こしながら最高速度をキープして…とグイグイ前に進む予定だったにもかかわらず、いつのまにか晴天が一転してダークグレーな厚い雲に覆われて、雨が降り出したと思ったら瞬く間に土砂降り、カラッと乾いたカチカチのグラウンドだったのに、足首までズブッと浸かる粘土質のぬかるんだ道となっていた。四苦八苦である。
こう言うことはままある。持ち上がる気持ちと溢れ出さんとする熱意に反して横槍が入ることはままあるのだ。これまで何度も同じようなことがあったし、この程度で集中を削がれているようではいつまでも三流からは抜け出せない。
数日前から左の脇腹に異変が起きて困っている。虫かアレルギーかストレスか、知らぬうちに毒を盛られたのかはわからないが痒くて痒くてたまらない赤いプツプツが数個できた。さらにヒートテックのタグがちょうどそのただれている箇所をいい具合の加減でチロチロと刺激をするのである。痒みに耐えかね、服の上からではあるが擦るようにかいたのが悪かった。痒みに加えて痛みも出てきて仕事どころではなくなった。
ほっとけば良くなるだろうと昔ながらの治療法を試しているが、痒み痛みの範囲がさらに広まった気がするし、日曜日にもう半年近くも行けていない漫画喫茶に行く予定もある。日曜、漫画喫茶はかつての私の週末ルーティン。漫画喫茶に励まされ、癒され、活力を補充したパワースポットだけに、コンディションのピークをそこに持っていかなければ聖地に失礼である。だからこそ今はムヒを手に入れなければならない。痒みにはムヒと古から決まっているし、早く塗るにこしたことはない。すぐに買いに行かなければならないが、残念ながら今は勤務時間。
ムヒを買いたいので早退しますと言ってたのでは、会社から「ムシ」されることになるので、ブログを考えるのもここら辺にして、あと1時間弱、痒みに耐えてがんばろうと思います。それでは。