立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

コラム-ロイヤルミルクティーとコーヒー

大げさなネーミング感が否めないミルクティーこと、ロイヤルミルクティーと、定番安心のホットコーヒーを頼んだところ、嫁のロイヤルミルクティーについてきたのはメープルシロップだった。どちらも300円と値段は変わらない。メイプルシロップ好きの私は損したと刹那に思ったし、追い討ちをかけるかのように私のホットコーヒーには、砂糖とミルクすら付いて来なかった。聞かれてすらもいない。なしなしで飲みそうな顔をしていたのかも知れないが、一言聞いて欲しかった。もちろん聞いてくれても遠慮するだけだが、マニュアル化されているとは言え、心づかいだけに無ければ無いで寂しいもの。ロイヤルミルクティーのロイヤルはメイプルシロップのことだと無理矢理自分を納得させようとしたが、だからと言って状況は変わらないので無理だった。


そもそもレジにいたあの彼女は、注文をとるときからかなりムスッとしていた。昨日彼氏に浮気でもされたのだろうか。辛いことを乗り越えて大人になるんだよと言いたいところだが、そんなことはこちらには関係ない。昼の飲食店で愛想がないのは何より寂しいものだと憂いて嫁を見ると、メイプルシロップを混ぜるためのマドラーももらえていなかった。


深刻である。日本の経済支える飲食店やコンビニの店員のレベルが著しく低下しているとはっきり感じる。嫁と私は笑えるほどについていない。だからたまたまハズレな店員さんに当たってしまったということはあるかも知れないが、それを踏まえても質が落ちていると言い切れる。


ブログで言ったが、先日はコンビニで嫁が底の深いアイスを買ったところ付いてきたのは持つところの極端に短い木のスプーン。交換をお願いすると今度はプラスチックの長いスプーンで嫁は泣く泣くそのアイスを食べていたのは記憶に新しい。


そして今度は洒落たパンのレストランでマドラー無しとは店構えばかり力を入れる前に大事なこと忘れていませんかと声を大にして言いたいが、よくよくみたら、レジの横に砂糖もミルクもマドラーもご自由にの張り紙と共に置いてあったのでした。おしまい。