立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-風邪と花粉症の鼻詰まりは別物である

花粉症のピークは過ぎた模様。最近は体に合った薬を見つけたおかげで 、垂れる鼻水、詰まる鼻、乾く喉に苛まれて眠れぬ夜を過ごす日はほとんどない。 花粉症に関してはそうなのだ。だが、どうやら風邪の鼻水は別物らしい。


数日前から一緒に暮らす嫁が1日あればティッシュ一箱を使い切る勢いで鼻をかんでいる。かんでもかんでも出続ける鼻水に、一青窈ハナミズキを歌って励まそうとするも、何事も無かったかのようにスルー。俗に言う無視である。


それどころか毛布にくるまり動こうとしない嫁を見てこれはよっぽど辛いんだと、鼻水によく効くという謳い文句の風邪用の薬を買って来てやった。従来嫁は市販の薬嫌いである。市販の薬に頼るならお医者にかかるタイプではあるが、時間は夜に向かおうというところ。怠さとよっぽどの煩わしさに負けてこれを試してみた結果、ようやく症状が落ち着いたようだ。本来の顔色に戻りつつあり、良かったねとお祝いに軽めにハナミズキを歌ってあげたが、これはやはり無視された。


名曲ハナミズキと鼻水を掛けている渾身のジョークだとは言うまでもないと思うが、どうやらこれが鼻の神の怒りに触れたようである。


一夜明け今度は、花粉のピークを過ぎ今年は楽勝だったわーと余裕をぶっこいていた私の鼻が塞がった。通常の鼻風邪程度の鼻水ならば、鼻が詰まると言っても多少の通り道はある。酸欠になるにしても死なぬ程度に片方の穴くらいはかすかに空気の通り道はあるものだが、見事なまでに塞がった。


まるで花粉症の薬を嘲笑うかのように、アスファルトが穴を埋める如く固まったかのように鼻の機能を奪われた。吸おうとするのは以ての外、無理にかもうとしても脳の血管が切れそうになるだけ。押してダメなら引いてもダメで、しょうがないので口呼吸になったところで今度は案の定、喉をやられた。


怠くて痛い、けれど寝込むほどじゃない最も鬱陶しい状態なので、時が過ぎるのを静かに待っていたいのに、横で嫁がハナミズキを歌っている。