立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-夜更かしの習慣

夜嫁が寝室に入ってから、リビングの電気をできるだけ暗くして、かぼちゃとトマトの見分けがつかないくらい薄暗くした後目が慣れる前に、テレビを消してパソコンを点ける。無料のネットテレビで麻雀番組か、懐かしいドラマもしくはアニメをBGMに、うとうとしながら2時間ないし3時間、本を読み耽るかまたは、徒然なる文章を書き殴る日々が続いている。平穏な日々のように見えて、実は時間が微妙に足りてないと感じるのは、朝、鈍く頭の中で響く目覚ましの音が無くては起きられなくなってしまったからだろうか。


乾燥機ですっかり縮んだ長袖のシャツを、七分袖ですとごまかしき続ける金のない学生のように、24時間をジャストサイズだ、むしろ少し足りないくらいが今の流行りでしょうと、強がりを言っても明け方に向かいの豆腐屋のバケツを引きずる音で目覚めることはできない。あと2時間あればな、そう願うには余りに烏滸がましい夜8〜10時台を過ごしている。


晩御飯も済みお風呂も入り、1日の終わりが近づくこの時間帯、「だらしなく」過ごすのが当たり前。体良く言えば1日の疲れをとっている。悪く言えば怠けているだけなのであるが、この時間をうまく使えば夜眠るのが2時間足らずは早くなり、早朝、携帯から発せられる目覚まし音より早く目覚めて、けたたましくかつリズミカルなテンポで音が鳴り狂うまでの時間を、鳩の声を聞きながらベッドでまどろむも良し、豆を挽いて目覚めのコーヒーを淹れるも良し、の有意義な時間を作ることができる。


それがわかっていながら…はあ、と自己嫌悪に溜息が出てしまいそうだけど、朝早く起きたら、コーヒー淹れて結局パソコンつける私を見て奥さんは鳩が豆鉄砲喰らったような顔をするのが目に浮かぶ。