立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-占いで決まる1日

日差しは強いが日陰では風が涼しく気持ちのいい土曜の朝である。過ごしやすい季節は心のメモリーにセーブする暇がないほどあっと言う間に過ぎ去っていく。今日のような日もきっと年に何度もない。ならば洗濯も大事だし、買い物にもいい日だが、近所を散歩するのはいかがでしょうかと嫁に提案したところ、渋り気味だったので、休日は人が並ぶパン屋でニューバードとクリームパンを買ってやると言ったところ、あっさりオッケーが出た。どこか遠くへ出掛けたい気持ちもおるが、いつも通る近所の見慣れた道だからこそ、「いい天気」のありがたみを噛み締めることができるはず。


基本的に自身の中に神がいる思っているので無宗教、信じられるものを強いて言えばカレーと焼きそばではあるが、テレビでたった数秒ほどで1日の運勢を語られてしまう十二星座占いを何となく見てしまう。あれほど当たらない占いはないと思うが、何となくチェックするのが日課だ。今日の私は10位で嫁は最下位らしい。失礼な話である。なぜにこんなに気持ちのいい1日を最低クラスの運気と宣告されて過ごさねばならんのか、ねっとりとして粘り気のあるクレームを2ちゃんに書き込もうとしたが、いい天気が台無しになるので、それはやめておくことにして、そのまま散歩に出かけた。


途中、犬のフンを避けた拍子に壁に肩を打ち、またニューバードは既に売り切れというハプニングはあったものの、吸う空気が浄化されていくのではないかという時間を過ごせ、満足感を得たまま帰路につきかけた時、嫁がはっとした顔で、火とめてないかもと呟いた。そういえば朝から鍋で何やらグツグツやっていたなという映像が頭をよぎり、そらイカン。嫌な予感ほど当たるものと、二人息を切らして走って帰った。結果だけ言えば火はしっかりとめてあった。だが、家の鍵をかけ忘れていた。火をかけたのは嫁で、毎回鍵をかけるのは私。


これから気をつけようとお互いに強く誓った土曜日。そういえば今日の占いでは10位と12位であった。