立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-京都に住みながら歴史にうとい

京都に住みながら京都のことをよく知らない。これはあまり放っておいて良い問題ではないように思える。日本が世界に誇る観光都市に住んでいて、例えばマニアな名所の一つも紹介できないようでは、飲み屋で知り合った知識と美を兼ね備えた美歴女と盛り上がるに盛り上がれないのではなかろうか。棚から牡丹餅という諺があるが、棚の下まで行かねば牡丹餅は降ってこないわけで、いつでも対応できる準備をしておいて損はないだろう。夏が近づきビールが上手くなるたび、この思いは強くなっている。


京都の観光名所の一つ金閣寺。京都の地に足を踏み入れたことのない人でも、教科書に載っているのもあり、名くらいは聞いたことがあったり、写真でくらいなら見たことがあるだろう。唯一無二、豪華絢爛な見た目で海外からの旅行客も多く、今時の子の言い方すればインスタ映えする建築物である。少しマニアな領域に踏み込んでみるなら、建てたのは足利義満、正しくは鹿苑寺という。


金閣寺とよく比較される人気の観光地が銀閣寺である。名前からもわかるように、正しいかは知らないが、金閣寺の兄弟的な位置付けで定義されている。建てたのは足利義政で正式には慈照寺


金閣寺銀閣寺も中学校で学んだ知識くらいしか説明できないし、そんなことはほとんどの人が知っていることで、飲み屋で聞いても何にも面白くない。もう少し踏み込んだ、へぇと溜息が漏れるような知識があれば、美歴女を落とせるのも…そういえば考えてみたら私は結婚していたし、そこまで詳しいことを知らなくても どう もない。