立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-百聞は一見にしかず

いよいよW杯の大詰めである。四年に一度というワードは、今日はフランス戦でしょうがないし明日は日本戦だししょうがない、明後日はブラジル戦たからしょうがない。終わってからがんばればいいからと自分を納得させるのに十分な理由にはなった。


始まるまではそんなつもりではなかった。しなければならない勉強をもう後回しにできなくはなってきて、そろそろ本腰を入れねばならないのもあり、今回のW杯に関してはギリギリまで気持ちが入らなかった。盛り上がらなかった。今年は全然見ないと半分予想していたが、蓋を開けてみると存分に堪能している自分にビビっている。


まだ終わってないがこれまでを振り返ると、落とせそうで落とせない、高級クラブのママのような妖艶で艶っぽく底の知れない不気味な強さがベルギーにはあった。優勝候補本命と言われるチームが激闘に敗れ沈んでいく中、こちらも優勝候補筆頭のブラジルに、ある程度余裕を持って勝利したかのようにすら私には見えた。ブラジルですら一点しか取れなかったのに日本よくやったよ、強かった、夢をみれたと多くの人は言うだろうが、果たしてそうなのだろうか。


太ったことが一度もないスリムな人はいくら親身になって太身の人の相談にのったところで本当のデブの気持ちは理解できるはずはないし、逆もまた然り。やった本人達にしか分からぬ感覚がきっとあるはず。もう一回やれば勝てるかもと言える選手があの中に果たしているのだろうか。


なにはともあれ、ここで言いたいのは実力差があるチームを例えまぐれだとしても追い詰めることができた日本代表は面白かったと言うことと、西野さんのかませ犬のようになってしまったホジッチさんがあまりに可愛そうだったのと、皆さんの記憶からは大分薄れているだろうが、アギーレさんは一体なんだったのかということである。