立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-共存とやさしさ

サッカーのために2時50分に合わせた目覚ましを止めたのかどうかすらわからず気づかず、嫁に起こされた時には4時過ぎで、破裂しそうな膀胱にまだいけると優しく暗示をかけてテレビをつけると後半開始の点が入った直後だった。3時キックオフというのはもしかしたら最も難しい時間帯かもしれない。起きておくにはあまりに遅く、起きるためにはあまりに早く、試合の終わった5時からまた手持ち無沙汰。ビールでも飲むには始業時間が近過ぎるし、仕方がないから便所に行き、長い小便をした後、ベッドに横になりながら、ネットサーフィン。気づけばいつもの6時半のアラームで起こされて、リズムが少し狂い眠たい目のまま準備して出勤した。どこをどうしたならシャキッと出勤できただろうかと、自転車乗りながら考え、録画予約して早く寝て5時過ぎくらいに起きて時間差で見る、という結論に至ったところで、とりあえずレッドブルを飲むことにした。


最近、行きつけのセブンから、レッドブルの1番小さなサイズが消えた。置いてあるのは中、大、蓋つきのやつと、シュガーレスの小である。最初売り出されたのもその小サイズだったし、多分、普通のレッドブルで最も売れているサイズだと思う。それがなぜ…ここ数週間、通勤の度に悩める疑問だったが、もしかしたらそうじゃないかと解決のヒントとも言えるものを見た。それがセブンから北へ2軒行ったところにある自動販売機である。その自動販売機に小サイズのレッドブルが置いてあるのだ。


私が風邪をひいた時にセブンで栄養ドリンクを買ったことがあった。その時に対応してくれたその店のオーナーは、最後ドリンクの入った袋と共に、お大事に、と投げかけてくれたのである。そのマニュアル人間ではない優しいオーナーの考えることだ。自動販売機との共存を考え、レッドブルの小をお店に置くのを止めたのではないだろうか。この競争激しく生き残るだけでも大変な時代の、聖母のような「やさしさ」だったのかも知れないけれど、それはただの推測。間違っている可能性の方が大きいけれど、もし推測があっていたならオーナーの心意気には答えるべきだろう。今日はその自販機でレッドブルを買おうと財布を開けたが10円玉4枚と5000円札1枚しかなかった。