立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-見た目で人の判断ができる場合もある

この人で大丈夫なのか。歳は私と同じくらいかやや上で、ひょろっとした色白の長身に、蚊の鳴くような声で応対してくれたコンビニスタッフが頼りなく感じたが、真近で見ると泡立ちの良さそうな満遍なく生えそろった腕毛に漢らしさを感じ、ネームプレートの上部の店長の文字に安心感が芽生えた。人は見た目で判断するべきではない。


いつまでも謙虚さを忘れてはいけないと思うし、傲慢になってしまっては、他人に対して不快な思いしかさせないと思う。かつては私も学生時代にコンビニで2年近く働いた。レジで財布を開けたまま寝てしまうほどに酔ったサラリーマンやワケありそうな和服美女に、道で会えば目を合わせたくない強面の高そうなスーツをビシッと着た人など、いろんな人をレジ越しに見てきたから、客に対するコンビニのお仕事の辛さはわかっているつもりである。


だからコンビニで買い物する時にありがとうはここ数年欠かさずに言ってきたし、辛い時でも目一杯の作り笑顔で店を出る。店員さんによっては客に対しての態度がどうだろうと思う時にも、区別せずに同様に接しているつもりだ。金を払っているといえど、その分のサービスを受けているから、客を神とするのはおこがましく、むしろ同等の立場であるべきだとも思うのだ。


先述した店長さんを第一印象で頼りなとと思ってしまったことは正直な意見ではあるが私の性格の悪い部分でもある。ただ、人に見られる仕事をするなら清潔感を含む見た目の評価はある程度は必要だ。それによって能力を評価する必要はないが。


ただ、もしかしたら能力が見た目に作用することもあるのかも知れない。頼んだタバコが入っておらず、温めをお願いしたパスタが冷たいままで、お金を支払っている最中、確かにゲップしたあの店長はやっぱり頼りない。