立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-スタンドバイミーとうなぎに関係するコラム

記憶は曖昧だが、初めて観た映画はスタンドバイミーだった。子供達だけで知らない地へ死体を探しの冒険に出る物語に心震わせ憧れた。あれが初めて男心をくすぐられた瞬間だったのかもしれない。今だに何故か夏になると特にあの映画を思い出し、たまにはノスタルジックな時間を過ごしたいとツタヤに向かう。結局他の新しく出た映画を借りて、もしくは本を買い、帰宅するという何とも初志を貫徹しないブレた行動をとることが多い。それもこれもスタンドバイミーはいつでも借りて見られる、いつでもそこにいる、という安心感があるからだ。


今朝ウナギの大量廃棄のニュースを聞いた。数ヶ月前から幾度となく稚魚が取れずに値段が高騰するとネットやテレビであれだけ放送していたなら、そら消費者は実際の値段や現物を見る前に尻込みしてしまう。ウナギは食べ物の中で別格である。ウナギと聞くと顔がほころぶのは子供だけではない。大の大人でも昂ぶる気持ちを抑えきれずニヤケ顔になる。夢を見ろと人は言うが、ウナギは人に夢を与える食べ物界の星のはず。だがここ最近の報道に、どこに夢を見たら良かったのか。高まる想いと裏腹に気持ちが冷めていく報道は考える必要があるんじゃないかと一人で胸を熱くしているのはあまりに暑い気候だからかもしれない。


ともあれ暑い暑いとどれだけ言っても気温は下がらず上がるのは体温だけ。熱中症に気をつけろといくら水を飲んでもこれだけ暑いのでは文字通り焼け石に水のような気がするし、本当ならクーラー効いた室内にいるのが安全なはずだが、夏に限ってクーラーがよく壊れると言う話もよく聞くので、皆さまは風、水、地震だけでなくいざと言う時の対策も忘れずに。ちなみに私は真夏にクーラー壊れて風呂に水をはり、その中で3時間読書したのは苦い思い出である。