立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-台風の日に観光

普段は観光客で賑わうあの通りも、昼間から飲み屋のハシゴが楽しそうな立ち飲み屋の並ぶあの通りも、流石に昨日は人通りが少なかった。あれだけ注意喚起を促す、最強クラスの台風上陸のニュースをしつこいくらいにテレビで見たなら、誰だって家に閉じこもるに違いない。閉めてる店も多かった。

 


この状態で出歩く人の気が知れないと思うのだが、(そういや私も嫁の制止を聞き流し、仕事行ってるということは棚に上げて、)まだ理解できるのは、海外からの観光客。何ヶ月も前から予定立ててチケット取ってホテル予約して、さあ京都観光楽しもうという日に台風上陸。キャンセルは出来ないと思うんですよ。何週間も前から台風予想が出てたならいいが、それは難しいし、いやいや、そうは言ってもたった数時間雨風が強いだけでしょう、やり過ごしてその後観光するよ、となるのはよく分かる。現に夕方、高そうなゴツいカメラ持った外国人がチラホラしていたが、驚くことにそれに混じって明らかに観光だろうという日本人の若者も少なからずいた。

 


断じて批判をしている訳ではないとだけ前もって言っておくとして、この辺に最近は世代間のギャップを感じるのだが、よくよく考えてみたなら、台風が来てテンション上がり、危険だと言われても尚遊びの予定をキャンセルしなかったのは私の場合、せいぜい10代前半までだった。

 


危険顧みず遊びに精を出す若者を見ると、考えられんと親心に近い怒りを感じると同時に羨ましくもある。遠い昔に忘れた、後先考えない勢いのようなものは忘れてはいけないもののような気がする。だからと言って昨日の台風のような日に観光するのは、やはりどうかと思うが。