立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-白黒つけたら赤くなった

今回ばかりは冷静さを失った。奥方に、詰め寄るように何を隠したか問い詰めた答えを聞いた。

 


もともと、怒ることはあってもそれに任せて顔を真っ赤にして怒鳴ったり殴りかかったりはしない方で、むしろ普段より冷静に淡々と相手のゆるい部分を突くのが私の攻撃方法で。というのも口で説明するのは苦手。だったら頭沸騰させたまま怒鳴り散らせばこちらの言い分が伝わらないのは明らかである。そういうこともあり、怒った時こそ冷静にを心に刻んで生きてきたから、一番近くにいるだろう奥方ともケンカはほとんどない。もちろんどちらかがイラついていることはあるし、潰瘍ができたり不眠症になったりはあったとしても、物が飛んだり痣ができたり鼻血が出たりということは家庭内ではまず無いと言える。

 


それがいいのか悪いのかはさておき、最近嫁が妙によそよそしい。今まで録画したドラマを見るときは食い入るように見ていたのに、スマホをいじってドラマが上の空な事も少なくない。これはあれか、若い男か金持ちの年寄りか。家庭内のストレスを発散するためマッチングアプリなる、昔でいう出会い系に手を出したか。とうとうやったのか、一度感じた疑念は日々大きくなるばかり。もやもやしながら生きるくらいなら白黒付けたい。風呂から上がったタイミングで、嫁がスマホを私から見えぬように傾けたように見えたので、ここだと思って問い詰めた。

 


それこそ両肩掴んでガックンガックンさせながら、どうしてだ、なんでなんだと強めに聞いたら、あなたの足に合う靴をプレゼントしようと思って探してただけよとスマホの画面をこちらに向けて、まず普通買おうと思わぬ金額の靴のページを見せられた。私はなぜか靴を履くと、小指の付け根が痛くなったり、足首が痛くなったり、足にトラブルが必ず起きる。昔のスポーツの影響か私の足が異常に繊細なのかは知らないが、バンズかサンダルしか履けなくなった私に、年齢に合った大人な靴を探してくれていたようで何も言えず、モジモジしながら赤くなった。