立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-王様の耳はロバの耳を久しぶりにネットで読んで

我が家の、と言っても賃貸マンションのバルコニーだが、一階の特権とはいえなかなかに広い。流しそうめんなら片側だけで6人は楽しめると言えばその大きさが伝わるだろうか。50歳くらいの夫婦が楽しむ温泉卓球ならできなくはない広さと言えば伝わるだろうか。もはや庭と呼べるかもしれない。雑草対策だと思われる敷き詰められた砂利を除ければ土が出てくるし、家族を養い、お隣さんにおすそ分けする程度の野菜が取れる家庭菜園も可能。二階より上階に住む全員に丸見えという部分を除けば不満はないし、むしろかなりの贅沢だと思う。

 


仕事はあらゆるストレスのフルコースをどう堪能するかでその後が変わる。楽しい面白いと思った仕事が嫌な上司の子手入れで急にクソつまらなくなったり、時間を忘れて没頭していたのが困った上司のカッコつけ講釈のために時計が進まなくなったりする。それらが当てはまる、思い当たるという社会人は相当多いのではないか。ストレスの元凶となる不満をどうにか処理しなければならない。

 


庭に穴掘って埋めるか。そんなことで解消出来たらどれだけ人生が楽になるかと、コーヒーすすりながら王様の耳はロバの耳を読んでいた。あれは不満ではなく、王様の秘密を喋らなかったからお腹が膨れる病気になり、やむ終えず掘った穴に秘密を叫んだ。何やかんやでそれがきっかけとなり、人々に伝わって処刑されそうになるが、最終的には秘密をバラされた王様がこれで秘密にしなくて良くなった、サンキューな、めでたしめでたしという内容だったが、幼い子達は一体これに何を学ぶのか。秘密は広めた方がいいという内容にとれなくはないし、ロバの耳は恥ずかしがることではないともとれそうだけど、でもあまり幼い子供に読ませたくないなあとも思った次第です。(本当は我々が知ってるよりももっと長い話で、いろんなバージョンがあるようです。)