雑ネタ-インタビュアー失格
--木暮選手、9度目のチャンピオン防衛おめでとうございます。
ありがとうございます。
--今日の挑戦者は元嫁の今の夫であるジョージル・カース選手でしたが、やりにくさはありませんでしたか。
元嫁とかは関係ないんですが、カースはスタミナがあって間合いになかなか入れないほど早い。そういう意味ではやりにくい相手でした。
--途中、相手から執拗な挑発を受けていたようですが、やはり相手にとったら嫁の元旦那と言うことで、嫉妬などが入り混じっていたからこその執拗な挑発だったように、こちらからは見えました。木暮選手にとってあの挑発はどのように考えますか。
カースは試合のペースを握るのが非常にうまい選手です。悪質とも言えそうな挑発も戦略のうちで、相手の冷静さを失わせてペースを握っていた試合もここ2、3年で多く見られた。元嫁は関係ないと考えます。
--なるほど。木暮選手は2度ほど結婚に失敗していますが、チャンピオンの防衛はうまいですね。
僕にはボクシングしかありませんし、それだけは世界一でないと、生きることに価値を見出せなくなるので、死ぬ気でトレーニングと試合に挑んでいます。
--家庭は守れませんが、ベルトは守れると、そういうことでよろしいでしょうか。
家庭を顧みずボクシングに全てを捧げていると、結果的にそうなってしまっているかもしれません。
--本日はおめでとうございました。