立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-喜び方と場所とタイミング

深夜の人通りのない路地ではありません。帰宅中の人で溢れる大通りです。私の前の自転車乗った、冬の寒さ厳しい中でジャージにスウェットというやや季節外れ感のあるラフな格好した若そうな兄ちゃんが、20メートル進むたびに天に拳を突き上げるのです。それも一度や二度ではなく、少なくとも私と別れる長い直進の終わりまでずっとです。信号待ちではゴール決めたサッカー選手のように、手を腰辺りで左右に広げて上下させ、顔は空を見上げて何かを呟いているようですし、トトで一生遊んで暮らせる金が当たったとか、生き別れた妹が実はガッキーだったとか、よっぽど嬉しいことがあったんでしょうか。

 


幸せなことがあれば喜ぶのは結構なことだと思いますよ。ただね、見知らぬ人が大勢いる中でのガッツポーズはどうなのでしょうか。クールじゃないよね。実は私も少しですが、嬉しいことがありまして。だけれど人前でガッツポーズはしない。クールじゃないから。

 


しょうもない話かも知れませんが、よければ聞いてください。人の幸せほどつまらないことはないと言う人はこのまま閉じてください。

 


イラレやフォトショとか、イケてる側の人間しか使えないものだと思っていたソフトが実は金を出せば誰でも手に入ると知りまして、私も飛びついて買ったんですわ。心踊る道具を手にしたなら子供も大人も同じ。さっそく何かに使ってみたくなりますわな。ちょうど良い時期だったので、私は年賀状をデザインから作成することにしたんです。

 


おかげさまで操作は随分慣れてきました。なんせ年賀状デザインを5パターンも作っているわけですし、そりゃ多少は慣れますわ。あ、5パターンと言っても完成したデザインが5つという意味で、完成しなかったものも含めたらそりゃ20は…いや言い過ぎですね。7パターンはあったわけですよ。ええ。ただね、完成した4つはまるで納得のいくできではなかった。100点満点で言うなら高くて60点低くて20点、3つ目のデザインに関しては、嫁からスーパーでおんなじの売ってたよと言われる始末。

 


クリスマスも目前に迫ってきて、こりゃ今年もネットで拾うしかないかと諦めかけたその時、天から降ってきました。アイデアが。これだと思い急いで作ってみたなら、悪くないんですよ、むしろいい。これならば人様に見せても恥ずかしくない、というものが昨日完成しまして、日数も余裕があるしということで、今は肩の荷が降り、喜びに胸を弾ませてるところです。だから、トイレでクソを絞り出しながら一人でガッツポーズしましたよ。ちなみに点数をつけるとしたら、65点かな。