立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

 


明けて1週間も経てば、浸かり過ぎた漬物のように酸味も強くいい加減萎れ始める気配のある、新春のご挨拶から始めたのは、今年一発目の記事だからに他ならないが、昨日宛先不明で戻ってきた年賀状をこれから出すべきか出さぬべきか、はたまた、12月28日にはすでに投函していたのに戻って来るのがあまりに遅過ぎやしませんかと、保険の加入ばかり勧めてくるあの局員に詰め寄るべきか寄らぬべきかで揺れに揺れる不安定な心模様である。

 


情緒が揺らぐのにはもう一つ理由がある。年末に実家の猫が死んだのだ。推定14歳半だからとても長生きしたわけではないが、だからといって不幸なほど短いとも言えない最期を迎えたわけだが、大抵はご主人よりも先に順番がくるとは言え、心に穴が空いたというか、萎れたというか、簡単に言うと想像していたよりも悲しかった。年始の嫁の実家の焼肉パーティーで一瞬ふと頭をよぎったけれど、酔いがうまい具合に悲しい気持ちを解体し分散してくれた。

 


いつ死ぬなんて分からないし、いつかは死ぬのが普通である。なのに悲しみという感情が生まれるのは、やはり人が好きな人やペットを助けてあげなければならないと神が人に備えた救いあう心、つまりは愛なのではないかと思いながら迎える新年、どうぞ今年もよろしくお願いします。