立ち聞きweblog

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雑記-コーヒーをなるべく美味しく飲みたい

温度って大事なんだなとコーヒーを飲むたびに思います。冷めたコーヒーは言うほど不味くはないと思いますが、温かいコーヒーの方がはるかに美味しいのは、今が身を切る寒さの冬真っ只中という理由だけではないと思うのです。熱あるものいつかは必ず冷めるのが自然界の決まりですし、熱々でいれたとしても、大気にマグにその熱を奪われて、いつかは舌が冷たいと感じる温度で落ち着きます。それが冷める、冷えるというもので、仕方がないことではあるのですが、その温度低下を緩和する方法の一つに、お店でもよく見られる、マグを温めておくという方法があります。単純ですがその効果は大きく、やるのとやらないのではまるで冷め方が違います。

 


私の会社では朝9時と昼3時にコーヒーメーカーでいれたコーヒーをコーヒーサーバーにいれて運ばれてきます。それを古いコーヒーウォーマーにのせ、保温します。これが凄い熱いみたいで、10分もすれば豆が焦げたような香りがコーヒーに広がります。だから私は早めに自分の一杯をマイマグに注ぐようにしているのですが、この季節、特に朝はマイマグはキンキンに冷えきっています。そのせいでいつも熱いコーヒーと言うよりも、少し冷めたぬる温かいコーヒーを飲む羽目になっているのです。

 


できれば熱い方がいいじゃないですかー、と前々から思っていたので、コーヒーの横の湯沸かし器に入ったお湯をまずマグに注ぎ、湯気をくゆらすようにマグを傾けて、そう、ワインを楽しむかのように温めていたんですけど、そうすると、温めに使ったお湯が邪魔なんですよね。シンクは一階にしかないので捨てに行くのは面倒で、だからといって窓から外へばら撒くのも良いとは言えません。だからしょうがなくそれを一気飲みするんですが、それなりに水分を体内に取り込んだ後、そこまでコーヒーが飲みたいかって言えばそうではなく、一口啜ってデスクに置いて、次口をつける頃にはすっかり冷めた頃になる、と。

 


あっちを立てればこちらは立たず、コーヒーを美味しく飲むのも大変だなあと思った次第です。