立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

コシの話は結局初めだけ

引っコシ先の、まだ内覧すらしていない部屋のインテリア案についての話のコシをいつ折ろうかとコシ眈々と狙ってはいたが、一向にその機会が訪れない。


かれこれ30分になるだろうか、仕事から帰るなり始まった、同居人彼女のまくしたてるようなプレゼン。1が2となり3となり、やがて5になる口頭弁論は天賦の才と認めざるを得ないのであるが、今私は細心の注意を払って待ったをかけなければならないのだ。


帰ってきてベランダから見える夕焼け、もしくは星空を眺めての一服は、1日を振り返り、身体にもう休んでいい、気を抜いていいんだよと休息を促す脳への重要なサインである。


そのルーティーンを乱されるのは睡眠の質、延いては明日一日にも影響しかねないのではと、心が落ち着かない。それより何より昼過ぎからタイミングを逸して行けていない小便が限界寸前である。


ルーティーンを守るためのタバコに行きたいと言ったところで、後で吸えばいいでしょと一蹴されるだろう。トイレへ行くにもタイミングは重要で、間違うと不機嫌にもなり得るもんだから女子は難しい。ここかな、それともこれかなと、その時を慎重に探ってはいるのだが、どれもこれも正解な気がまるでしない。こうなれば、話のタネが尽きるのが先か、私の膀胱が爆発するのが先か我慢比べだなんて覚悟が決まった途端に、行って良しである。


タバコが先か、いやここは小便だと、日々のルーティーンより、生理現象が大事だと体は教えてくれたのだった。詰まる所、結局は本能に従うしかないのではないかと思った1日でした。


さて、三月は出逢いと別れ以上にストレスが溜まる季節だと思うので、今夜もくの字で眠るとします。それでは。