立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

餡子嫌いが投じる一石

午後10時も過ぎた頃、日課と呼んでも怒られないだろうと思えるこのブログをようやく書き始める事ができた。いつもならお昼休みに何を書くかを考えて、夜の8時には翌日の準備をしながらダラダラとキーボードを叩くのであるが、本日はぬるめではなく、入れ立て…

カバと原チャ

私が使っていたほとんどのパソコンがそうだったのだが、使い始めて数年経つと徐々にファンの音が巨大化する。 その昔使っていたパソコンは、電源を入れるたび、待ってましたと言わんばかりに放つ耳障りな音は、3度の飯よりライフワークであったセクシーな女…

依存性

2〜3年前の春だったと思う。知り合いがめちゃくちゃ気持ちいい、絶対にハマる、辞められなくなるから、と背中をグイグイ押してきたのがきっかけだった。気持ちいい、ハマる、辞められなくなる、悪魔の囁きとも取れるそれらの言葉を半分聞き流してはいたのだ…

ベタな落ち

ある晩、夢を見ていた。顔が全くタイプではなく、胸ばかりが大きな女性とテーブル席で向き合いながら、パッサパサのパンを食べていた。 女性と目が合う度に、10代の頃した恋のように、心がときめいていった。この人とどうにかなりたい、そのためにはチークダ…

修行と荒治療

いつもギリギリになって焦り出す性格はどうにかならぬものかと、毎年桜の季節が近づくとふと考えてしまう。生まれつき、育った環境がそうさせたなら、どこかで、それもできるだけ早いタイミングで根本を、根性を叩き直さねばならないと思うのである。根性を…

予想通り番狂わせ

詳しいスポーツを見る時は、例えばサッカーのチャンピオンズリーグなんかは、チームの戦力を予想し、ベスト4に残りそうなチームを絞って、今回はどのチームを応援しようか、インパクトのやや劣るこのチームが優勝すれば盛り上がるんだけど、のような妄想をし…

タクシーのタイミング

いっぱいいっぱいまで自分を追い込んで、出せるものは雑巾を絞るが如く最後の一滴まで絞り出す。漢たるもの大人になるに従って勝負をかけなければならない時が、望まずして幾度となく訪れるものだと思っていた。 運がいいのか悪いのか、はたまたその時期に気…

お返しの苦手

これまで頭を悩ませてきたが、これからもきっと頭を悩ますに違いないのが、バレンタイン、ホワイトデーである。三月も後半に差し掛かり、これらのイベントが続け様に終わり、ようやくホッと胸を撫で下ろしているところである。 パーティーと名のつくものは苦…

華麗に牛丼を食す

一昨日昨日と一気に済ませた引っ越しで、しばらく使われてはいなかった全身のあらゆる筋肉を無理やり叩き起こして酷使したせいもあり、懐かしさすら感じる筋肉痛のおかげで今日は起きることもままならなかった。さらに、ここ数年で疑う事すらゆるされないほ…

春の陽気

最初は日に10分程度だったとしてもである。それが1時間になり3時間になり、気が付いた時には一日中となっている。 気の緩み。 何も恋人といる時に限った事だけじゃなく、友達や先輩、あらゆる環境に関しても、慣れが気の緩みに直結している人は少なくはない…

特長とハードル

見た目はメガネの中肉中背、言葉遣いで人を傷付けぬようにと心掛けている成果なんだろうと思う。昔から、優しそう、賢そう、まじめそうと、結婚したい男性の見本のような比喩で評価していただく事がよくあるのだが、人間的に、見た目や肩書きなどのせいで最…

中途半端でも

今日のビールは2杯まで。酔うには足りず、食前酒としては多いのは、休みの前日には物足りず、しかし酔う気がしないほど、ベッドが異常な程魅力的に感じる火曜、もしくは水曜であるならば、持て余す量だろう。ビール2杯、しっくりとくる表現は中途半端である…

ミニマリストの保存先

ミニマリストや断捨離という言葉が流行るずっと前の事である。高校3年の修学旅行では、行きは着替えなどをドラムバッグに詰め込んで、初日、二日目、三日目とどんどん荷物を実家に郵送し、帰る時には財布と携帯だけで、なぜか先生に注意された経験があり、持…

リスクとリターンにジレンマ

駆け落ちと言えば、人生を賭けた一世一代の大決心が良い意味でも悪い意味でも人の心を動かすような気がするし、まるでそんな状況に縁のない人(私を含め)にとってはドラマチックや羨ましいと言った、一度くらいは経験してみたい”憧れ”に近い印象を持つ人が…

船をこぐ

優しさとは何だろう。愛とは何だろう。少し考えさせられる事があったので、今夜だけは間接照明の優しい明かりの中で聞いてはもらえないだろうか。 今、くそが付くほど忙しい時期で、それに加え、下旬に控える引越しの準備に追われて毎日がヘットヘトのヘッロ…

よく晴れた冬の日

胸がキュッと締め付けられた。 中学生だか高校生だか覚えてはいないが、本気で人を好きになった時には、息苦しいような、胸が締め付けられるような、だけども心地の良いそれを経験した記憶がある。吸えども吸えども肺に空気が入ってこないような、胸に既に何…

かびんなおはなのおはなし

3月も2週目に入り、卒業や入学を目の前に控え、ピカピカの一年生に心を躍らせている子供達の影で、私は晴れてグジュグジュの3年生になる。 少しずつではあるが、無意識のうちに身体は素直な反応をしめしている。ここ数日喉がいがらっぽく、熱っぽく、しかし…

コシの話は結局初めだけ

引っコシ先の、まだ内覧すらしていない部屋のインテリア案についての話のコシをいつ折ろうかとコシ眈々と狙ってはいたが、一向にその機会が訪れない。 かれこれ30分になるだろうか、仕事から帰るなり始まった、同居人彼女のまくしたてるようなプレゼン。1が2…

〜のような人

10代後半から20代後半くらいまでは、身なりにいろいろと気を使った。特に髪型はオシャレで一番重要、髪型さえ決まっていれば後はどうにでもなると、家具は全部ニトリでいいが、一つだけ高級なやつを置いとけばそれなりの部屋に見える論と一緒だと思っていた…

男子のカテゴリー

出るわ出るわ、こんなにたくさん出てくるとは思わなかった。いつの間にこんなにたまっていたのか、探せばまだまだ出てくるに違いない。 エンゲル係数を減らすべく、おかずを一品増やすのではなくご飯を大盛りにする節約術の効果も薄く、使った記憶がほとんど…

褒められるより

一説には親離れするために必要な要素だという思春期。30をとうに超えても尚、親に冷たく当たってしまうのは思春期の名残からなのだろうか。その思春期のややこしい精神状態のままで大人の階段を登っている頃からだったと思うのだが、褒められるとこそばくて…