立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

白のブラウス

普段から移動はもっぱら自転車なので、大雨の日以外自転車に乗らない日はほとんどなく、それならという理由で自分にとって値段的な意味で随分背伸びして(値段聞かれて答えると相手はだいたい拍子抜けした顔になるので、多分相当安い)買った、乗り心地のいい…

せめぎ合いの負け戦

己の中にこそ敵はいて、日々そいつとせめぎ合いながら、勝った負けたを繰り返している。 例えるならば、修行僧(※注 イメージ)にとってはお金や性なんかの欲を己の中から追い出そうと滝行や断食などそこまでしなくてもと言いたくなるような厳しい修行をして…

男女間の値段の差

興味はないし、関係もないし、ネットオークションで釣り上がる人気アイドルのコンサートチケットくらいどうでもいいのだが、今流行りのナイトプールに少しばかり引っかかる。なぜ今までなかったのか、それともできなかったのか。 風営法とか条例とかがややこ…

どこでもドアが好きである

本を片手に木陰でゆらゆらするハンモックに寝そべり、慣れないサングラスを掛けて、読書しているようなしてないような、蚊が増えてきそうな昼過ぎには蚊取り線香を近くで焚き、そのついでに冷凍みかんを3つ取り出し、水滴がたっぷりついたみかんをおでこに当…

辛さへの挑戦は人生のメタファーである、かもしれないのである

後悔するかも知れないが、むしろ後悔を承知で、どこかで望みながらココイチでは5辛を頼んでみたくなる。辛いのが得意な人にとっては何て事ない数字だろう。かつては私も、得意とは言わずとも好きだったので、2辛から3辛、4辛へと階段を一段づつ登っていたの…

記憶力と記録

妻の変則的な出勤時間に合わせていつもよりも45分早く起き、朝食のベーコンエッグをご飯に無造作に乗っけてプチトマトと一緒にかき込んだ。妻を見送って一服して、めざましテレビを眺めていたあたりから、違和感を感じている。 何か忘れている。 別に何てこ…

スウェーデン人のナンパの仕方

夕方まで続いていた二日酔いも、少し熱めのお風呂に小一時間浸かれば、汗が吹き出すにつれて少しずつ和らいでいく。いつものパターンは、行きつけの銭湯でサウナ水風呂を3ローテーションもすれば、毒素も抜けて、お風呂上がりにビールを欲するコンディション…

ブドウとノルマ

夏の風物詩を果物で言えばほとんどの人がスイカと答えると思うのだが、私はブドウである。と言うのも、私の出身地はブドウの産地で、幼い頃からこの時期になると冷蔵庫がブドウの箱で埋め尽くされていたものである。 だから、夏は飽きるほどブドウを食べてき…

すっかり夏ですね

青と言えば何をイメージするだろう。夏であれば海や空が真っ先に浮かび、子供や大人関係なく砂浜ではしゃぐ姿が浮かぶ。他には、サッカー日本代表のユニフォームや、寒空の下、半袖半ズボンで遊んでいた近所の幼馴染の唇、乗り物酔いしてウップウップと何か…

ゲスとハウス

珍しく熱を出した。夏の熱は厄介である。寒気はするが止めどなく汗は流れて、最弱にしたエアコンの風でさえも肌に触れると、例えるならば痛みのような、鈍い不快感。だからと言ってエアコン切ると多分熱中症で死ぬだろうし、水やポカリを暇ありゃ飲んで冷え…

スマホとお年寄り

まるで熱帯地方のスコールのように短時間にザッバーンと降るのが最近のトレンドのようである。恋人同様、予期せぬ時にフラれるもんだから対応のしようがない。いや、こっちもバカじゃない、本当は暗雲立ち込めてくるのはうすうす気づいているし、めんどくさ…

一石を投ずる

もうすぐお盆である。 恥ずかしくて目を見ることすらできなかった初恋、泥の味を初めて知った部活動、ややこしい粘り気のあるおっさんに絡まれたり、良い思い出も悪い思い出も時が経てば血となり肉となる。 たくさんの思い出と共に幼き日に過ごした、今の自…

遅めの七夕

毎年のことではありますが、雲がある時はまだマシで、ひとたび太陽が顔を出せば、日差しがミリミリと肌に食い込んでくるような、暑さもさることながら痛さまで感じるような季節になりました。 車を所持せず、京都市内ならどこへ行くにも基本は自転車なので、…

備えあれば憂いなし

甘く見ていたつもりはないし、むしろ予定通りだったと強がりたい。ほとんどの場合うまくいかないことの方が多く、だからしっかり準備をして不測の事態に備えるのが、経験を積んだ大人というものである。 カレールウとジャガイモと肉がない。嫁に何食べたいか…

体のダルさとストイックな自分

いつだったか、何かの集まりかで会長が、仕事は掃除に始まり掃除で終わる、と言っていたのを聞いて、素直に素晴らしいなと思ったし、めんとくせーなとも思った。 気がつけば、というか最初から私しかしていない朝の掃除は梅雨のせいか週が始まったばかりだか…

立ち飲み屋

年端もいかない頃の曖昧な記憶ではあるが、テレビに映るへべれけのスーツ着た酔っ払いの映像を見て幼いながらに何やってんだよ、恥ずかしくないのかよと思ったし、酔っ払うという行為をなぜ大人達は好むのか理解ができなかった。それが、気づくとお酒に頼る…

夏はまだまだ先のようである

BBQに祭りに海水浴に。大人が童心に戻る季節と言えば、それは夏である。正直私は夏が苦手だし、北陸育ちで、自転車あれば5分で海というところで育ったのだが、小学生だか中学生の時に海に入った後、全身に発疹が出て痒くなった経験をして以来、海水浴が苦手…

30代半ば、取り柄

30過ぎて早4年、ぼちぼち30代の折り返し地点に差し掛かろうとしているし、運動部だったのははるか昔、最後に全力疾走したことなんていつのことだったか記憶にすらないと言うのに、取り柄聞かれて思わず運動神経が結構ある、なんて言ってしまうのはいかがなも…

少し切ない夜よ

寝る前に天気予報をチェックして、起きてすぐにまたチェックして、家出る前にもまたまたチェックして、どうしてそんなに天気を気にするのと問われれば、通勤がチャリだからだよコノヤローと言いたくなるのです。 だいたいの自転車には屋根はついていませんか…

年始に立てた目標

つい先日年が明けたところだと思っていた。年が明ける直前にスーパーで400円する衣ばかりが分厚くて本当にエビが入っているのかすら怪しかったエビ天と、どん兵衛を買って年越し準備をしていたことが昨日のことのように思い出される。 そういえば年明け早々…

時代遅れの変わらないで欲しい定食屋

簡単に言うと不味く、曖昧に言うと一癖も二癖もある鯖の味噌煮を食べている時の、BGMで流れた演歌が胸にしみ、少しだけ涙がこぼれそうになった。 味 2、清潔さ 2、居心地 5。 仲がいいとか悪いとか、そんな次元は遠の昔に置いて来まして、話をせずとも目を見…

きっとキャパオーバーである

今の京都は観光客が増え過ぎできっとキャパオーバーなのではないかと思うのである。森山直太朗さんの歌詞を借りれば、どこもかしこも駐車場ならぬどこもかしこもゲストハウスである。今現在京都に住んでいるとは言え、出身は小京都と呼ばれる金沢のある石川…