立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

モテるためのギャップ

冷たく見えるのに本当は優しかったとか、普段は無口なのに歌が上手いとか、思ったよりボーダーが似合っているとか、モテを考えた時に必ずポイントとなるのがギャップである。


私は昔から〜そうとよく言われる。例えば頭良さそう(朝から晩まで必死に勉強して平均ちょい上)、スノボーうまそう(雪国出身だがやったことなし)、細そう(着痩せするだけでメタボ)ときて、最終落ち着くのがモテそうである。こちらのギャップは逆の、モテない方のそれであることは知っているし、そもそもモテそうと面と向かって言われてモテてる人をほとんど見たことがない。社交辞令であることも、つまりは私がモテとは関係ないこともわかってはいるが、自分がもしモテようとする時にはギャップをうまく使わねばとも思うのである。


先日仕事帰りに遭遇した出来事である。小学生くらいの男の子が走りながら交差点に侵入しようとした時、自転車に乗った良いように言ってお姉さん、一般的にはお母さんと呼ばれておかしくない年齢くらいの女性がスマホいじりながら、同じく交差点に侵入。あ、ぶつかると思ったが自転車のお母さんがあぶないっと言いながら間一髪かわしたのだが、その瞬間、あぶないのおまえだろっと大学生くらいの美人な女子がそのお母さんを睨んでいた。


おろおろする小学生と眉間にしわを寄せ走り去ったお母さんのすぐそばで、何もできなかったおじさんは、その女子大学生のおとなしそうな見た目からは想像できないギャップにめろんめろんであった。なるほどなるほど、異性のこういうギャップを見るとそりゃ惚れてしまうのも無理ないなと思いつつ、家のソファでいつも通りの予想通り、口半開きでよだれ垂らしてうたた寝する嫁を見て、モテる方法を考えるよりも現実の生活だなと思うのである。


このまま起きていてもお腹がすくし、カップラーメンを食べてしまうとさらにモテから遠ざかってしまうので、本日はこのあたりで失礼します。それでは。