立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-決断と真理

時折、決断を迫られる場面に立たされることは、生きていればしょっちゅうある。


子供…できたみたい…、そっと下を向きながら、薄い飴細工を何枚も重ねるような、繊細でありながら確かなトーンで、気持ちが固まるよりも前に流れのまま、付き合って3ヶ月も経たぬ彼女に言われたならどうだろう。パッと曇天が晴れるような一言があなたには言えるだろうか。成立するかどうかは置いておくとして、結婚しよう、産んでくれ、一生守る、など、男性側のポジティブな返答は、彼女に安心感を与える意味でも圧倒的に重要である。


考える時間も短ければ短いほど良いが、即答では浅はかととられかねない。従って5秒ほどの沈黙は必要だろうか。つまりは5秒で、数十年を左右する答えを出さないといけないのである。彼女の曇天を晴らす決断を一瞬でできる男になりたいものである。


今私は迷っている。深夜の1時少し前、夜10時から減り始めたお腹のピークを今迎えている。カップ焼きそばとカップラーメンの買い置きはある。言うまでもなく、それを食せば問題解決とはなるが、衝動買いに近い形で買った3冊の本に目を通さねばならない。もうしばらく起きておきたいのだが、カップ麺を食すとなると、きっとそれは難しい。だからと言って空腹の我慢も限界である。食べて寝るか、我慢して読むか、二つに一つではあるが、もしも私の意思が断固たれば三つ目の選択肢、食べて読むの選択が可能となるのだが。


今回下す決断と結果は、根底にあるものが真理であるように思えてならないし、本当の自分を見つけるために、今夜は焼きそばをいただくとしよう。それでは皆様お休みなさい。