雑記-夫婦の関係

始まりがあれば終わりがあるという人がいれば、終わりは始まりだと中学の時の卒業式で担任が言っていたと思えば、高校の時の卒業式でも担任が同じようなことを言っていた。

以前にもこのブログで言ったが、ある駅のホームで、ベビーカーを押したどこかの奥方が、スマホでゲームをする旦那さんに対し、怒りに震える声で「異常だよ」と怒鳴りつけているのを見て、明日は我が身と、膝を震わせながら嫁と共に電車待ちをしていたのを忘れることができない。

嫁から聞いた話だが、とある知り合いの旦那さんがその奥方の、履いていないと思われる靴のほとんど全てを黙って捨てたらしい。中には結婚式や子供の参観日などで履くような、少し高価な靴もあったようだ。その旦那さん、話によれば普段から潔癖症な部分があったというが、その話を聞いた時は、まるでその行動の理解ができずに、そんなことってあるんだなぁとどこか遠くの国で起こった奇怪なお話のように半分くらい聞き流していた。

だが、異常だよと人前で怒鳴れる奥方も、大量に靴を廃棄できるある意味器の大きそうなそのご主人の口からも話を聞けていないということもあるし、ただ単にそれらの話を狂気じみてて異常だねと消化出来ずにもいるのだ。

第三者からしたなら、出来事の一部が全てであるように語られてしまうが、当の本人達にはいろんな理由があったのではないだろうか。よくある話だが、小さな不満を小出しに出来ずにいつか積もり積もってボンと大きめの爆発を起こしたと、そういう可能性も低くはない。

だれしも離婚を前提に結婚はしない。幸せになると、なれると信じて結婚する人がほとんどだろう。だが、先述したような小さな不満が積もり積もれば、夢や希望をどこかに落とし忘れさることになる。どんな些細なことでも言える度胸を皆が皆持ち合わせているわけでもない。私もそのくちではあるが、ひとつ勇気振り絞って嫁に言っておかねばならないことがある。ここ1ヶ月ほど、私が知る限り9割型、トイレ使った後、電気を消し忘れていると、明日思い切って言ってみようと思っています。