立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-どうぶつの森を薄く浅く語る

ちょっとだけちょっとだけで早0時過ぎ。アプリ版どうぶつの森を始めた嫁が最近穏やかな顔でスマホを見るようになった気がして、どうせタダだからどんな塩梅かちょっと舐めるだけのはずが、お金より大事な時間を使い込んでいる次第である。借金ならぬ借時間ができるなら、利子で生活が苦しくならない程度にお借りしたい、そんな気持ちである。


どうぶつの森とは、主人公(人間)が魚や果物、虫を捕って動物にあげ、お返しにもらえる材料を集めて、家具や服などを作り衣食住(キャンプ場)を満たしていく。そして仲良くなった動物達をキャンプ場に招待するという、なんとも平和で可愛らしい内容だ。


時間に追われたり、ペナルティを課せられるようなルールは無く、そもそも他のプレイヤーとの競争もない。魚や虫を捕獲すると全てをポケットに入れてしまったり、浜辺からチョウチンアンコウ、マグロ、クリオネが釣れてしまうという、やむ終えない事情によるものなのか、ギャグなのかそれとも単なるミステイクなのか、分かりにくい部分はあるものの、時と共に競争心を忘れてゆっくりと楽しめるゲームもたまには悪くない。


平和で穏やかに時間を気にせず過ごせたなら。どうぶつの森の中のような暮らしができたなら。と羨むだけ無駄な思考が生まれて初めて消えまた生まれては消えているが、忘れかけていた幼い頃に感じていた、今とは違い緩やかだった時間の流れる速度を思い出した気がするのは、まぎれもないどうぶつの森のおかげ。


ゲームは百害あって一利なしと幼い頃に教えられ育てられたのだが、あれはまるで間違っていたのではないかと、そう思えて仕方ない今日この頃である。睡眠時間の1.5時間はゲームに持ってかれているが。