立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

コラム-人を怒らせるのは罪である。フィッシングサイトに釣られて

間近で人がキレる瞬間を見る機会はあまりないようで、実はよくある。


事務の女性スタッフが部長からお茶汲みを頼まれた。来客予定8人に対し、要求されたお茶の数は10。なぜ2つばかり多いのか、首をかしげる間も無く、続けざまに言われたのが、お客さんを会社のガレージまで案内するようにとのこと。普通の人の体は一つなので両方を一度に片付けるのは無理、となるとガレージの案内が当然先となる。ガレージ案内後、手際よくお茶を10杯入れて、応接室に運び入れた。ここまでノーミス、よくやっている方である。


しばらくした後、お客さんが帰った後、その女性スタッフがまた部長に呼ばれて2つお茶が多かった、無駄なことするからお茶を出すのが遅いと軽いお説教。


やれと言われた事をテキパキこなし、小言言われて頭に来ない人はよっぽどの、泣けるほどのMかお人好しである。みるみる顔つきが変わりほのかに赤らむ様がはっきりと見て取れた。こりゃいかん、遺憾ですね、とその場を後にしたのだが、本当はと言うと飛び火が怖かった。たまたまではあるが、お茶汲みの最中、私はハッピーターンのつまみ食いに夢中だったし、多少疲れていたのだろう、手伝いましょうかの一言が出なかった。


さらに怒られている最中も助け舟を出さずにそそくさ退散するのはいかがなものだろうか。怒りと恨みを買っても文句は言えない。


ただ一つだけ、煮詰めた水飴より甘ったるい言い訳をすると、本当に疲れているのだ。日々訪れる鼻のトラブルに心が病めてきてすっかり滅入っているし、そのせいで夜も何度も目を覚ます。ついでにと用を足しにトイレに下りれば冷えのためか古傷が随分痛むしで、身も心もボロボロなのだ。さらにめげずに頑張ろうとしている時にフィッシングサイトに引っかか〜るの回、である。


割とそういう類の詐欺にはだまされないと自負していたが、昨晩ブログに書いたのだが手口が実に巧妙。後から考えるとそんなわけないよね、とはなるのだが、アップルの激似サイトにまんまと騙されましたよ。嫁にも白い目で見られるし、その後の(主に嫁への)対応にアップアップでした。アップルだけに。


危ない情報はカードくらいなので、とにかくカード会社に連絡し、webで買い物する時のためのもう一つのパスワードのような、本人認証サービスとやらに登録したのだが、今後どうなることか、不安で今夜の眠りも浅くなりそうである。