立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-ソフトクリームの良さ

アイスが美味しい季節になってきました。もしも行きつけのスーパーでTポイントが貯められたなら、多分プレステ4を3台くらい、買って売ってを繰り返しているころだと思うのだが、残念ながら都合良くそんな制度はない。だけども、たまに開催される、店内商品10%オフや、冷凍食品50%オフは店長から客へ、採算を度外視することで示した、大きく深い愛だと思えてならないし、だからこそ足しげくそこへ通うのも嫌な気はしないのです。


今回はたまたまそのお店前を通りかかった時に、冷凍食品50%オフの幟が立っていたのが見えた。その時の気温はおそらく今年最高、30度を超えるか超えていないかのような茹だる暑さゆえに、そこにたどり着くまでに、いくつかのコンビニの前を通るたび、アイスかコーラが頭をよぎってはいた。だが、実際に購入することなく、ここまで我慢できたのがその日の勝ち目である。


ただでさえコンビニより安いスーパーでさらに半額ならば、買わない理由はない。資産が5億くらいあったとしてもコンビニでは買わずにここで買う。…というのはやや自信はないにしても、今の私には買わない理由が見当たらない。


昔は100円玉一つでアイスが買えた。家の裏の銭湯に100円玉握りしめてアイスを買うためだけに走ったことは数えきれない。そんな時代をノスタルジックな気持ちで振り返るのもこれで何度目だろうか。


ところで、コンビニのアイスが最近高いように思うのは私だけではないはずだ。こだわりだか何だか知らないが、ただのソフトクリームに180円はどうかと思うと、酒の席で管を巻くのももうやめにしようと何度決意したかはわからない。だけどもつい口を突いて出てしまうのは、ソフトクリームが魅力的だからである。流線型で渦を巻き、昇り竜を彷彿とさせるエレガントなシルエットは一体誰が考えたというのか。見た目、食べやすさ、味、どれを取っても完璧な設計である。


持ち手がコーンというのも、良さを語る上で不可欠な要素である。アイスの醍醐味の一つとして、食べ歩きがある(この際行儀の良し悪しについては考慮しないものとする)。食べ歩きをすると最後に困るのがゴミである。しかもアイスのゴミは溶けたアイスが蒸発して、ベッタベタになる厄介な代物。よってゴミを最初に処理してしまえるソフトクリームはこの面から見ても秀逸。非の打ち所が見つからない。お前は坂本か、巨人で打ってよし、走ってよし、守ってよし、さらに加えて顔も良しの4拍子揃った坂本なのか。ソフトクリームこそアイスの王様である。


だけど、この日は170円だったハーゲンダッツを買って食べた。