立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

ポテチはうすしおで食べたい

つまるところ行き着く先は、ラーメンは醤油、鯖は味噌、そしてポテチには塩である。


今我が家に空前のポテチブームが到来している。コストコで買った、一袋900gの馬鹿でかい袋のポテチを1週間かけて食べ終えて、友達が来た時にでもあげようと思っていたもう一袋にも、我慢ができず2日も空くことなく袋が開いてしまった次第である。原因はよくわかっている。誘惑に負けやすく意志の弱い私が悪いのは確かにそうだが、それもこれもあと引くうまさの、鋭く辛い塩味がその原因なのだと思う。


これまで数多くのポテチと出会い、食してきた。コンソメやのり塩はもちろん、関西だしじょうゆや柚子胡椒、バターしょうゆ、時にはわさビーフに浮気したことはあったし、これからもすると思う。なぜならどれも美味いからに他ならないし、次から次に異種格闘技戦と言えそうなほどにあらゆる味が販売されてはいるが、結局最終的に行き着く本妻とされるのは、塩である。


今やスマホが無くては何にもできない世の中になった。電話メールはもちろんのこと、気乗りのしないままに参加したコンパでやっぱり楽しくなかった時に帰りの電車の時間を調べるのにもスマホ、勉強するのに調べ物をしていたが、気づけばlivedoorのランキング入りしたブログを1〜20位まで全て読み終え、足りなくなった時間に頭を抱えるのにもスマホ、今の時代、元気が無くともスマホがあれば何でもできるのである。


そんなスマホでも未だに成し得ないのが塩の精製である。社会的に生きるという意味でスマホはかなり重要ではあるが、こと生命に関して言えば、例えば無人島ではほぼ無意味、クマとかイノシシとか出た時に最初に投げつけいいところに当たって少しでも怯んだならラッキー、だいたいは逃げるための時間稼ぎにもならず、そこでスマートではなくお役目終了である。


それに比べて塩はどうだろう。本当の意味で生きながらえるためには水の次に大事である。と、ここから人類の飢餓について話したかったのだが、ゴールを既に見失っていることにお気づきだろうし、スマホで調べても答えはでていないし、何はともあれ、ポテチはうすしおが1番好きってことを分かっていただければ、それだけでうれしいのです。それでは。