立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

スッキリ目覚めた金曜日

ジャンプは無茶でもホップステップまでならウォーミングアップの必要もなく、すぐにでもできそうなほど体は軽かった。いや、体が軽いというよりは頭がスッキリしていたと言うべきか。


疲れていたはずだ。(皆と言うより、より汚い言葉を使った方が気が晴れるのであえて使うが)どいつもこいつも嫌がり顔を背けた、受けるだけ損な仕事がゴミ処理場のように私の前に積まれに積まれて、その消化で心身ともに疲弊していたのは確かである。疲れているから、だから深く効率の良い睡眠をとることができたのか。


このブログで私は朝の強さについて声高らかに宣言してきたがそれは決してウソではない。大袈裟でもなく事実ありのままである。


週も終わりの金曜日、朝に自信のある私でさえ驚くような、爽やかさに健やかさを加えてさらに軽やかさを掛け合わせたような目覚めを迎えた。目覚まし時計はまだ鳴っていないし、いつもなら目覚ましが鳴るまで布団の中で目を閉じ心を落ち着かせるか、もしくはスマホをいじりながら、じきに鳴るはずのアラームを待つのだが、この日は違った。


というよりもどこか様子が違う。カーテンの隙間から入る光がいつもよりも明るい気がしたのだが、それは目覚めの良さがそう錯覚させているのかとも思ったが、そうではなくて、いつもよりも長く寝たためであった。スマホを確認すると目覚ましの時間より1時間も進んでいた。


一瞬起こっている事実に理解ができずに冷静さを取り戻すべく、本当に今日は金曜日なのか、アラームをセットしていない土曜日ではないのかと2度3度確認し、戻らぬ時間に指をくわえて嘆いても仕方がないので、一服だけしてそのまま出勤である。


遅刻はなんとか免れたがいつもよりなんだか疲れたし、天狗だったと言わざるを得ない自分を恨んだ、落ち葉が多い金曜日でした。皆様も念のため、目覚めの良い朝にはご用心下さい。それでは。