立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

気は病から、有酸素運動のススメ

いつもの起床時間よりずっと早くに目覚めたのは、最近恒例になりつつある明け方に催してどうしようもない尿意のためなのですが、隣に寝ている嫁を起こさぬようゆっくりゆっくり起き上がり、静かに部屋を出てトイレへ向かい、便座に座って用を足しながら、これまた腸にたまったガスを音を立てぬよう慎重に放出。いつも通りの流れ作業であるが、いつもと違ったのは、その時に、膀胱でもなく腸でもなく、腰に違和感を感じたのでした。


大袈裟に言っても痛みとは到底呼べぬ、ただの違和感でしかないが、気にしないで過ごせるレベルでもなく、そこに確かにいるという存在感が、私の中のいつも低いモチベーションをさらに引き下げているようです。楽しいことや明るいことを考えながらもう一眠りしよう、そう思ったまでは良かったのですが、一瞬頭をよぎったアニマル浜口の気合いだ、が寝起きで回らぬ頭の中をぐるぐると回りに回り、耳元で聞こえてくるような感覚に陥って、結果寝付けなくなるという、悲惨な結果を招いてしまいました。


無情にもその時を伝えるスマホの目覚ましが鳴り、二つの意味で重い腰を上げ、朝の準備に取り掛かったのですが、上がらぬモチベーションに朝ごはんも昨晩の残りのうどんぐらいしか喉を通らず、週明け早々良くない朝を迎えてしまった次第です。


だからと言って、この程度の不調でお休みイタダキマスと言える程の甘い仕事なんてこの世に皆無だと思うし、起きてから頭の中でまだ鳴り止まないアニマル浜口の気合いだを改めて心の中で何度も唱和し、自分を奮い立たせてから会社に向かって自転車をこぎ始めました。


この時の私を例えるなら、シーズン初めに、調整不足でベンチにすら座れない助っ人外国人のようなものでして、用途無しの穀潰しと言う形容がぴったりですが、連休明けは休まないという限りなく孔子に近い、高い志と信条以外、何一つとして胸を張れることはありませんでした。


いつも漕ぐ自転車のペダルですら何倍も重く感じ、さすがにこれでは仕事にならんだろうと察し、会社までの道すがら、荒治療に取り組むことにしました。その荒治療とのは、息が切れるほど自転車を漕ぐこと。


あの精神分析学者のフロイト(だったと記憶している)が、気持ちが落ちて上がらないのは抑圧エネルギーが心を支配しているからと言ったそうですが、この心の中の抑圧エネルギーを減らすために有効なのが有酸素運動だと言われています。


なのでいつもより強めにペダルを漕いで、吸うより吐くのを意識して呼吸していたら、あら不思議。会社近くでは元気になっていました、というお話です。


皆様も辛い朝を迎えた時ほど有酸素運動をしてみてはいかがでしょうか。


追伸
うっすら汗ばみ喉が渇いたし、いつもよりずっと早く着いたのでコンビニでレッドブルを買おうとしたのですが、財布忘れたことに気づいた時にはもうレジで、可愛い店員さんに怪訝な顔をされ、またそこで少し心が沈んだ月曜朝でした。それでは。