立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

雑記-いい物の味

コストパフォーマンスという言葉を便利でよく使っているのは私だけではないはずだ。例えば、高い娯楽の品を買ったあと、近所のおばさんに贅沢だね、金持ちだねとか言われたなら、コストパフォーマンスを考えたら、安物買うよりお得なんですよと言えば、上手にお金を使っている印象を与えられるし、安い下着や服が売りの店の袋を持っている時に、節約中なんですねと言わんばかりの哀れむ目線を近所のおばさんに感じたなら、コストパフォーマンスは抜群だからね、と言えばケチだと思われず、上手にお金を使っている印象を与えられる。何かと便利な単語、コストパフォーマンスだが、ただ最近は、安い物を買う時にばかりコストパフォーマンスという言葉が乱発されているように思えるのだが、どうだろうか。

 


コストパフォーマンスは読んで字の如くコストに対するパフォーマンスである。100円だろうが1万円であろうが、それに見合った以上のサービスを受けられたなら、それはコストパフォーマンスが良いというものだ。

 


私の最近のテーマは「一生物の道具を集める」である。一生物の道具とは、肌身離さず身につけ、シャワーを浴びる時もクソする時も、酔って漫画喫茶で寝る羽目になったとしても一緒、死ぬまで一緒と言うのは大袈裟にしても、毎年のように買い換えていた使い捨てのような道具を、少し値がはるけれど、今後手入れしたら何十年も使えますという物のことだ。

 


だから例えば髭剃りの値段を聞いて驚かれることはあるが、それでも電気髭剃りを定期的に買い換えるよりはずっと安く、よっぽどのことがない限り死ぬまで使い続けられる品で、替刃も1枚10円とか20円である。私にとったらコスパに優れると言えるのだ。

 


少しずつであるが身の周りの物を一生物に変わりつつあり、次に狙いを定めたのはボールペン。イギリスの老舗ブランドに狙いを定めてはいる。

 


高級志向と言われたらそうなのかもしれないが、贅沢志向ではなく、どちらかと言えば節約目的だ。

 


偉そうなことを言っているが、ユニクロの安売りで下着と靴下を大量に買ってほくほくしているようでは私もまだまだ。