立ち聞きweblog

待ち合わせで相手が遅れてる時とか、何故か眠れない夜とか、通勤や通学の電車とかで流し読みして下さい。

何でもできるからと言うことにしておく

普段から頼まれればなかなか断ることができない気の弱い私でも電話でなら少しばかり強気になれる。


というのも、社会人になって最初に入った会社では、電話は簡潔に要点だけをと、上司が口を酸っぱそうにして私に言っていたし、私も耳にタコができるほどそれを聞いた。


そのおかげか、実家にかかってきていた営業の電話にも、あちらのおしゃべりが途切れた時に、いらねえです、とはっきり言えたし、だいたいはそこであちらが折れてくれるのだが、食らいついてくる人には、会社名と名前聞いて、必要な時は相談させて下せえ、と言えばほとんどはそれで電話を切ることができた。営業とたわいもない世間話で談笑している母親に心底イラついたことも少なくない。


今社内に良くない風潮が根付きつつある。


とりあえずあいつにまわしとけ。今日も社内のどこかでそんな声が聞こえた気がした。


誰が担当というでもなく、ほとんど会長あたりが(気まぐれでとしか思えないが…)やろうと言い出したのがきっかけなのだろう。会長はもっとやれ、もっと良くしろ、まだまだだ、と言うだけで新聞読みながらうつらうつらはするがほとんど何にもしないのは、どの会社もきっと同じ。


社外へ出す文章や毎月雑誌に載せるお客さんのコメント、ホームページの管理、役員の何かの冊子とかに定期的に載せてるコメントの管理などなど、クソ仕事が宙ぶらりんで山ほどある。


なるべくその辺りに関わらぬよう気を付けてきたのだが、広告や社外報などを引き受けたあたりから、風向きが変わってきた。


手が空いた時でいいんでこれよろしく。
(あいつなんでも引き受けんぞ。しめしめ)


心の声がダダ漏れである。


仕事をもらえて嬉しい、がんばろう! なんて思ってたのは正直最初だけである。最近やけに増えてきたそのセリフにムカムカしながら、私が辞める時にてんやわんやする姿を想像するのをモチベーションに変え、キーボードの叩き過ぎと思われる親指の痛みに耐えて、でも何とか業務をこなせてはいる。


わかっている、会社で1番忙しいと言うわけではないし、愚痴るなバカと言われても言い返す気力も度胸もないからこのブログで盛大に愚痴っているわけだが、今度来たらはっきり言おう。他の業務が立て込んでるから無理、とかそんなんじゃなく、たまには自分でやらはったらいかがどすか、とバッサリ一刀両断してやろう。


ほうらまた来た、今日は休憩する間も無く駆け回っているのを知ってか知らずか、やってきた。


今が断るチャンスなのはわかっているが、ほらほらあれだよあれあれ、今日はちょっと調子が悪いので断るのは次回に持ち越し! それでは。